ゲットワークスの挑戦
2025-02-12 05:17:19

ゲットワークスがデータセンターの未来を切り拓く新プロジェクトに参画

ゲットワークスが挑むデータセンターの新しい時代



株式会社ゲットワークスは、次世代データセンター技術の検証を目的とした「Data Center Trial Field」に、共同検証プロジェクトとして積極的に参画しました。この取り組みは、株式会社NTTデータと日比谷総合設備株式会社が中心となり、データセンター領域でのコミュニティの拡充と課題解決を図ることを目的としています。

「Data Center Trial Field」とは


「Data Center Trial Field」は、次世代の冷却技術を試験するための専用施設であり、先進的なデータセンター環境を提供します。ゲットワークスはこれまでに、様々な水冷および液冷の環境構築に取り組んできた実績を活かし、この新しい検証フィールドでの活動に大きな期待を寄せています。特に、雪冷熱を利用した冷却技術の実績が評価され、今回の参画に至りました。

過去の取り組みと実績


ゲットワークスは、2016年に新潟県で行った雪冷熱を活用した実証実験からスタートし、その後も井戸水や河川水を利用した水冷・液冷環境の構築を試みてきました。シュナイダーエレクトリック社との連携により、効率的な水冷式空調システムの導入を果たすなど、業界の最前線で数々の成果を上げています。

これらの実績から得た知見を基に、ゲットワークスはデータセンターの冷却環境の設計に関する課題を浮き彫りにしましたが、特にGPUやサーバー機器によって求められる水冷/液冷要件が多種多様であることを実感しています。これにより、汎用的な冷却環境の設計が難しいことが明確になりました。

新しい冷却技術の重要性


国内においてもAI技術の普及が進む中、データセンターの冷却技術の改善が求められています。ゲットワークスは、過去の経験とノウハウを生かしながら、「Data Center Trial Field」において最新の水冷・液冷システムを実証運用し、さまざまなメーカーの機器が安定して動作できる標準化を進めていく方針です。

現在の状況と今後の展望


ゲットワークスは、「Data Center Trial Field」の他の参加企業と密に連携し、水冷・液冷に関する情報や課題を共有しています。これにより、実証実験の進行を速め、国内におけるGPUサーバー導入時の障壁を乗り越える手助けをすることを目指しています。同時に、冷却技術の仕様の標準化への道筋を築くことも狙っています。

会社概要


株式会社ゲットワークスは2002年に設立され、コンテナ型データセンターの分野で豊富な経験を有しています。2013年には初のコンテナ型データセンターを発表後、数多の実証実験を経て技術を磨いてきました。多種多様な冷却技術を導入し、自治体との協力を深め、省エネルギーと再生可能エネルギーの活用を進めています。

ゲットワークスは、今後も国内でのデータセンター技術の進化に貢献し続けるでしょう。新たな挑戦を通じて、持続可能な冷却技術の実現を目指す姿勢は、テクノロジーの未来を切り拓く重要な一歩となるのです。


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会社情報

会社名
株式会社ゲットワークス
住所
埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2-8F
電話番号
048-857-0715

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