Design Dimension 2022が始動
関西最大級のデザイン・カンファレンス「Design Dimension 2022」がこの度始動しました。このカンファレンスは、デザイン経営を支える重要な場となり、企業の経営層やデザイナーたちが一堂に会し、共育・共創を通じて新たな関係性の構築を目指します。
デザイン経営とは?
デザイン経営とは、企業がデザインを戦略的に活用し、競争力を高めようとする取り組みです。2018年に「デザイン経営宣言」が発表されて以降、一部の企業では実践が進んでいますが、一般的にはまだ浸透していません。「Design Dimension」は、この流れを加速させるために設立されました。本イベントでは、デザイナーと企業が一緒に学び合い、実践的な知識を深めることを目指します。
関西のデザインシーン
一般的なデザインカンファレンスは東京で開催されることが多く、関西のデザイナーたちはオンラインでの参加を余儀なくされてきました。しかし、関西は歴史や文化、伝統が豊かであるため、日本独自の魅力をデザインによって育むのに最適な地域です。この「Design Dimension」では、地元の特性を活かしたデザインの可能性を広げ、新たな創造を促進していくことを目的としています。
開催概要
- - カンファレンス名: Design Dimension 2022
- - 日時: 2022年10月22日(土)
- カンファレンス: 13:00-18:10
- 交流会: 18:30-20:00
- 【リアル会場】京都信用金庫QUESTION
- 【オンライン】Zoomウェビナー
- カンファレンス: 3,000円
- 学生: 1,000円
- 懇親会: 3,000円
公式ホームページ
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基調講演
記念すべき第一回の基調講演には、株式会社HAKUHODO DESIGNの代表取締役社長である永井一史氏を迎えます。永井氏はアートディレクターであり、クリエイティブディレクターとしても活躍されています。彼は多摩美術大学の教授でもあり、デザイン経営の重要性を広める立場にあります。彼のご講演では、デザインを通じた企業の成長戦略について、お話が伺える予定です。
主催団体の紹介
今回のカンファレンスは一般社団法人CG KYOTOによって主催されています。代表理事の中野敢太氏が率いるこの団体は、京都の地域資源を活用したイベントの開催や、商業デザイン、コミュニティ運営に力を入れています。加えて、地域の企業やデザイナーとのコラボレーションを通じて、産業の活性化を図っています。
デザイン経営による企業の競争力強化とデザイナーのプレゼンス向上を目指す「Design Dimension」は、関西から全国へと連携を広げて行くことが期待されています。デザインに関心がある方はぜひ、参加登録をしてこの貴重な機会をお見逃しなく。