「マジ神AI」が学会で発表
2024-07-10 12:55:06

介護の質向上に貢献!ベネッセスタイルケアが開発した「マジ神AI」が人工知能学会・日本認知症ケア学会で発表

「マジ神AI」が介護現場を変える!~学会発表で注目を集めるベネッセスタイルケアの取り組み~



株式会社ベネッセスタイルケアは、介護の質向上を目指し、専門性の高い介護職(「マジ神」)のノウハウをAIに搭載した「マジ神AI」を開発しました。このAIは、日々蓄積される入居者様のデータから、個々の状態やニーズを分析し、最適な介護サービスの提供を支援します。

2024年5月には人工知能学会全国大会、6月には日本認知症ケア学会大会で、マジ神AIの活用効果が発表されました。発表内容は、介護職の意識や行動の変化、そして入居者様のQOL向上に大きく貢献する事例など、多岐にわたります。

マジ神AI導入による介護職の変化



ベネッセ シニア・介護研究所が行った調査によると、マジ神AIの利用頻度が高い介護職は、入居者様の状態を的確に把握し、関わり方の改善を実感しているという結果が出ています。

インタビュー調査からは、マジ神AIが、日々のケアやケアプラン更新だけでなく、入居者様のお困りごとの要因分析にも役立っていることが明らかになりました。また、様々なデータを一元的に見られるようになったことで、カンファレンスシートの記入が効率化され、データに対する意識だけでなく、入居者様の状態に対する意識も高まっているという声が聞かれました。

入居者様の笑顔につながる事例



ベネッセスタイルケアが運営する「まどか秋津」では、マジ神AIを活用した具体的な事例が発表されました。掃除や整理整頓に強いこだわりを持つ入居者様が、転倒や入浴拒否を繰り返していたという問題に対し、マジ神AIのデータ分析から、睡眠不足や介護のお断り、転倒の多さといった課題が明らかになりました。

この分析結果を基に、寝る前の声掛けや話を聞く時間を増やすなどの対策を実施した結果、入居者様の睡眠時間や入浴頻度が改善され、転倒も減少しました。入居者様と職員双方にとって笑顔が溢れる生活が実現したという成功事例です。

今後の展開



ベネッセスタイルケアは、今後もマジ神AIの活用促進と効果検証を継続し、介護現場における人材育成と質の高いサービス提供の向上を目指していきます。

マジ神AIは、介護現場におけるデータ利活用と人材育成の新たな可能性を示す画期的な取り組みと言えます。今後、介護業界全体の生産性向上に大きく貢献することが期待されます。


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