サッカーギャラリーを紹介
2018-01-21 11:16:24

日本サッカーの歴史を記念するギャラリーがマレーシアに誕生

日本サッカーの歴史を振り返る『Johor Japan Football Gallery』



マレーシアのジョホール・バルに、記念すべき日本サッカー初出場から20年を祝う『Johor Japan Football Gallery』がオープンしました。これは日本サッカー界にとって特別な意味を持つギャラリーで、FIFAワールドカップ初出場の歴史を称える場として設立されました。ギャラリーは、ラーキン・スタジアムに位置し、1月20日に完成記念式典が行われました。

ギャラリーのテーマは「From Larkin to the World」。これは、ラーキン・スタジアムが日本サッカーの歴史の中で重要な役割を果たしたことを踏まえたものです。1997年11月16日、ここで行われたプレーオフで日本はFIFAワールドカップフランス大会への出場権を獲得し、「ジョホール・バルの歓喜」と呼ばれる瞬間を迎えました。この歴史的な出来事から、今後マレーシアも国際舞台で活躍してほしいという願いが込められています。

ギャラリー内には、当時の試合の写真や報道されたニュース記事だけでなく、人気漫画「キャプテン翼」の原作者高橋陽一氏が描いたオリジナル原画も展示されています。この原画では、キックオフの際に三浦知良選手と城彰二選手がボールに祈りを捧げるシーンが大空翼と岬太郎によって再現されています。展示の内容は約50点に及び、日本サッカーの歴史とともに現在このスタジアムをホームとしているジョホール・ダルル・タクジム(JDT)FCの足跡も紹介されています。

完成記念式典には、在マレーシア日本国特命全権大使の宮川眞喜雄氏や、日本サッカー協会国際部の丸山高人氏からも祝辞が贈られました。また、特別ゲストとしてジョホール・バルの歓喜の立役者でもあるサッカー選手城彰二氏が招かれました。城氏は、20年ぶりにラーキン・スタジアムに戻った際、当時の思い出がよみがえる感慨深い体験を語りました。彼はサッカークリニックを通じて現地の子供たちにサッカーの楽しさを伝え、将来の夢に繋げる活動も行いました。

『Johor Japan Football Gallery』は、訪れる方々にとって日本サッカーの歴史を学ぶ素晴らしい場所になることでしょう。このギャラリーを通じて、若い世代がサッカーに興味を持ち、未来の選手として育っていくことが期待されています。また、FIFAワールドカップ初出場が決まった夜の祝勝会の秘話も、当時の選手たちの緊張感や思い出を伝えています。

このギャラリーは一般公開を2月上旬から予定しており、多くのファンや観光客に訪れてもらえることを願っています。JJFA(Johor Japan Friendship Association)がこのギャラリーを通じて、日本とジョホール・バルの文化交流を深めることに鋭意取り組んでいることも注目です。興味のある方は、ぜひ公式ホームページをチェックしてください。公式ページ:JJFA

会社情報

会社名
ジャパン・ジョホール友好協会
住所
東京都港区南青山4-9-30安藤ビル3F
電話番号

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