東京陶芸家・辻厚成のモラコレクション
東京を拠点に活動する陶芸家、辻厚成氏のモラコレクションが、河口湖音楽と森の美術館で開催されています。この展示は、2024年9月21日から12月31日までの期間中、同館で見ることができる貴重な機会です。
モラとは、パナマのクナ族が伝統的に制作する手織りの布地で、その独特なデザインから世界中で評価されています。辻氏がモラの魅力に初めて触れたのは1961年のこと。その後、彼は1974年にパナマのサンブラス諸島を訪れ、クナ族と共に約1か月間過ごしました。その中で、彼は交渉を重ねてモラの本物を持ち帰ることができました。
この展示では、辻氏が持ち帰った本物のヴィンテージMOLA(モラ)や、クナ族が愛用していたネックレスも展示されています。お土産用とは異なる、歴史的価値のあるアイテムが集まっており、訪れる人々にとって、新たな文化を知る良い機会となることでしょう。また、モラが着用されていた歴史や背景についても紹介され、単なる展示にとどまらない深い体験ができるはずです。
展示は、山梨県南都留郡富士河口湖町の魅力的な自然に囲まれた河口湖音楽と森の美術館で行われています。美術館自体が音楽と自然をテーマにした素晴らしい空間で、展示を鑑賞するのに理想的な環境です。訪れる際は、美術館の公式サイト(
河口湖音楽と森の美術館)で最新情報を確認することをお勧めします。
地区の文化やアートに触れたい方、特に辻厚成氏の作品やモラに興味がある方には、見逃せないイベントです。ぜひ、この貴重な機会を利用して、辻氏の素晴らしいコレクションとともに、新たな視点でモラの奥深い魅力を感じてみてはいかがでしょうか。展示が終了する12月31日まで、たくさんの来館者が訪れることが期待されます。
ぜひ皆さんも、辻厚成氏のモラコレクションを通じて、異文化の美しさや、その背後にある物語に触れてみてください。豊かな時間を過ごせることでしょう。