英語翻訳家ポリー・バートンが来日し、日本文学を語る
人気翻訳家のポリー・バートン氏が、柚木麻子さんのベストセラー小説『BUTTER』の翻訳を手がけて以来、日本文学の世界での注目度を高めています。彼女は、一般財団法人新潮文芸振興会の招待により2026年1月に来日予定であり、日本文化の普及に貢献するため、さまざまなイベントを通じて積極的に活動することが期待されています。
『BUTTER』の成功とポリー・バートンの役割
『BUTTER』はイギリス国内で急速に人気を博し、全世界で120万部を売り上げ、現在38ヵ国での翻訳が決定しています。イギリスで出版されたバートンの翻訳版は、3つの権威ある賞を受賞し、累計45万部を突破しました。特に注目を集めたのは、「Books Are My Bag Readers Awards 2024」での受賞で、これは読者の投票によって決まるため、大変名誉あるものです。
さらに、翻訳小説が選ばれることが珍しい「Waterstones Book of the Year 2024」や、「The British Book Awards 2025」のDebut Fiction部門でも、日本人として初めて受賞しました。このような栄誉は、バートン氏の翻訳が如何に高く評価されているかを示しています。
ポリー・バートン氏について
ポリー・バートン氏は、イギリスに拠点を置く翻訳家であり、数々の日本文学作品を翻訳してきた才能あるクリエイターです。彼女の翻訳作品には、窪美澄さんの『ふがいない僕は空を見た』や津村記久子さんの『この世にたやすい仕事はない』などがあります。さらに、彼女はエッセイや小説も執筆しており、2026年には新作小説『What am I, a Deer?』も控えています。
来日中には、日本の作家との対談や、一般向けの講演会を通じて、彼女の翻訳や日本文化に対する考え方を深く知ることができます。また、翻訳家育成を目的としたワークショップも開かれる予定で、翻訳の魅力を伝える良い機会になるでしょう。
新潮文芸振興会の役割
新潮文芸振興会は、日本文学や芸術の振興を目的として設立された一般財団法人です。海外における日本文学の普及や、文化交流の促進に注力しており、さまざまな活動を通じて日本の文化的価値を高めることを目的としています。新潮文芸振興会の活動は、日本文化の国際的な発信のみならず、未来の翻訳家を目指す人たちにとっても重要な機会を提供しています。
ポリー・バートン氏の来日は、日本文学を国際的に認知させるための素晴らしい一歩となるでしょう。彼女の来日を通じて、多くの人々が日本の優れた文学作品に触れ、感動することを期待したいと思います。