テレワーク支援提携
2020-08-31 10:05:51
三井倉庫ビジネスパートナーズとWTSがテレワーク支援で提携
三井倉庫ビジネスパートナーズとワールドトランスシステム、テレワーク支援で業務提携
近年、働き方の多様化が進む中で、テレワークはますます重要な働き方となっています。特に、新型コロナウイルスの影響は、企業が迅速にテレワークを導入せざるを得ない状況を生み出しました。この度、三井倉庫ビジネスパートナーズ株式会社(以下「MBP」)とワールドトランスシステム株式会社(以下「WTS」)が手を組み、中堅中小企業向けにテレワーク支援サービスを提供することが発表されました。
業務提携の背景
企業のテレワーク導入が急務となる中、東京商工会議所が実施したアンケートでは、特に中小企業においては、パソコンやネットワーク環境の整備不足が顕著であることが示されました。このようなニーズに応え、MBPとWTSは、テレワーク支援のための協力を決定しました。
WTSは、Amazon Web Service(AWS)を用いた高品質なシステム開発を行っており、テレワークに最適な環境を提供する能力を持っています。これに対し、MBPは独自の書類保管サービスを提供しており、業務提携によって、両社の強みを生かしたテレワーク支援が実現します。
サービス内容
WTSは、AWSを活用した「クラウドファイルサーバー構築サービス」を提供します。これにより、企業は安全で堅牢なテレワーク環境を手に入れることが可能となり、管理者がいなくてもエンタープライズ利用が可能です。一方、MBPは「三井倉庫のスマート書庫」を通じて、オンラインでの手続きが簡単に完結し、月額わずか100円で利用できる書類保管サービスを提供しています。
この提携により、「三井倉庫のスマート書庫」を利用している顧客にも、これまで以上に便利で効率的なサービスが提供されることになります。特に、業務改善を目指す中堅企業や新興企業にとって、大きなメリットがあると期待されています。
三井倉庫のスマート書庫
「三井倉庫のスマート書庫」は2014年より、数多くの中堅中小企業に支持されてきた書類保管サービスです。このサービスは、紙の書類をデジタル化し、簡単に保管・管理できる環境を整えています。契約手続きから実際の保管まで、全ての手続きをWeb上で行えるため、ユーザーにとって非常に便利です。現在では1,000社を超える企業がこのサービスを利用しています。
企業概要
三井倉庫ビジネスパートナーズ株式会社は、情報セキュリティを重視したBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供している企業です。東京と大阪に拠点を構え、記録センターでの文書管理や、情報文書のライフサイクル全般を一貫してサポートしています。これまでの経験を活かし、顧客にとって安心かつ効率的なサービスを提供することを目指しています。
ワールドトランスシステム株式会社も、受託開発や新規事業の企画・構築を手掛け、多様な顧客ニーズに対応しています。両社の協力により、テレワークにおける課題解決と業務効率化が加速することが期待されています。
今回の業務提携は、テレワークの推進に向けた大きな一歩となるでしょう。今後、中堅中小企業がこのサービスを活用し、働き方改革を進めることが重要です。
会社情報
- 会社名
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三井倉庫ホールディングス株式会社
- 住所
- 東京都港区西新橋3-20-1
- 電話番号
-
03-6400-8000