障がい者の自立を支える新たなグループホームの開設

株式会社二期が新グループホーム「NIKI terrace」を設立

株式会社二期（本社：東京都渋谷区、代表取締役：奧村茂和）は、障がい者の自立を支援するための共同住宅「株式会社NIKI terrace」を設立し、そのサービスをスタートしたことを発表しました。

設立の背景

近年、日本では障がい者の数が増加傾向にあります。全国の障がい者は人口の約7.4%を占めており、この数字は要介護者の1.5倍に相当します。しかし、これに対して障がい者用のグループホームは非常に不足しており、供給率はわずか1.5%前後です。これは、居住施設の新設が地域の事情を考慮する必要があり、難しい課題となっていることが背景にあります。特に「8050問題」と言われる、自立できない中年の子を持つ高齢の親の支援の問題が深刻化しています。親が高齢化する今、子世代は長くひきこもりがちになり、社会とのつながりが希薄になっています。こうした状況下で、障がい者が自立した生活を送ることができる施設の必要性がますます高まっています。

NIKI terraceのミッション

「NIKI terrace」は、障がい者用のグループホームに特化した専門知識を活かし、以下のサービスを提供します。

1. 物件のリサーチと市場調査：障がい者に適した物件を徹底的に調査し、最もニーズに合った住宅を提供します。
2. 物件の購入と改修：調査を踏まえた上で、必要な改修工事を施し、快適な住環境を整えます。
3. グループホームの運営：入居者の生活支援を行い、一人暮らしを目標としたトレーニングも実施します。

現在、千葉県市川市にて2棟のグループホームを運営しており、今後もこの活動を広げていく予定です。