カナエが「インターフェックスジャパン」に出展！サステナブル包装の提案

株式会社カナエが「インターフェックスジャパン」に出展

大阪市に本社を構える株式会社カナエは、2025年7月9日から11日にわたり、東京ビッグサイトで開催される「第27回インターフェックスジャパン」に参加します。この展示会では、カナエのブースが「地球を守る、ひとつひとつの包装から」をテーマに掲げ、持続可能な製品やサービスを提案する予定です。

サステナブルな包装技術

ブース番号は西ホールの1F W12-10で、様々なサステナブルな製品の展示が予定されています。その一環として、「モノマテリアルPTP」の開発が進んでいます。これは、ドイツの独立研究所「Institute cyclos-HTP」が評価した単一素材のPTP包装で、ポリプロピレンを使用しているためリサイクル適性が認められています。これにより、既存のPTP包装機を用いての包装が可能です。これらの技術は、環境に優しい製品を手に入れたい企業や消費者にとって、非常に魅力的な提案となります。

医薬品包装のリサイクルシステム

また、カナエでは、自社で発生したアルミニウム廃棄物や、使用できなくなったアルミフィルムのマテリアルリサイクルにも積極的に取り組んでいます。2025年5月からは、医薬品メーカーから出るロール品のリサイクルも開始しています。さらに、PTP包装工程で出る空シートや抜きカスの分別リサイクルも行っており、複数の取引先と連携して進めています。

ほかにも多彩な展示品

カナエのブースでは、さらに多様な製品が紹介される予定です。たとえば、「モノマテリアルポーション」は、樹脂100％がポリオレフィン系で構成されたピールオープンブリスター包装です。加えて、開封時に副資材が外に出ない三層二室袋や、台紙の折り曲げで簡単に開けられる医薬品包装の台紙付きニューアンカーなども開発中です。

これらの製品は、サステナブルでかつユーザーフレンドリーな包装を実現するための一つの答えとして、多くの注目を集めています。

展示会はRX Japan株式会社の主催で行われ、入場には事前登録が必要です。興味のある方は、展示会の公式ウェブサイトから登録を行ってください。展示内容は変更される場合があるため、最新情報を訪問前に確認することをお勧めします。