NXグループが新たに提供する「NX-GREEN Ocean Program」について
近年、企業の環境への配慮はますます重要視されています。そんな中、NXグループは、お客様のScope3排出量を削減するための新しい国際海上輸送サービス「NX-GREEN Ocean Program」を2025年2月から始めることを発表しました。このプログラムは、商船三井が開始した海上輸送カーボンインセットプログラム「BLUE ACTION NET-ZERO ALLIANCE」にも参画しており、持続可能な輸送手段の提供を目指しています。
NXグループの目指すところ
NXグループは、2030年までに2013年比でグループ全体のCO2自社排出量を50%削減することを目標とし、2050年までにはカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みを進めています。この目標達成のためには、鉄道や船舶の活用によるモーダルシフトや、サステナブルな航空燃料を用いた「NX-GREEN SAF Program」などのサービスが必要です。
特に、新たに始まる「NX-GREEN Ocean Program」は、商船三井が運航する船隊において実施された特定の低炭素航海の環境属性とデジタル証書を、NXグループが調達し、お客様へ提供します。これにより、企業は自社の排出量削減に取り組むことが容易になります。
デジタル証書での環境属性の割り当て
「NX-GREEN Ocean Program」では、低炭素航海に基づくデジタル証書が提供されることで、企業は統合報告書などにこの成果を反映させることが可能です。このサービスは、NXグループが発行する全ての海上コンテナ貸切輸送(FCL)に適用されるため、利用する船会社の選択肢は幅広くなっています。
今後の展望
NXグループは、長期的なサステナビリティ経営を目指し、気候変動対策に取り組んでいくと共に、社会の発展にも貢献していく意向です。これからも、環境に配慮した輸送ソリューションを創出していくことで、人々の生活をより豊かにすることを目指しています。
このプログラムにより、企業はより良い環境を目指した取り組みを加速することができ、持続可能な社会の実現に向けて一歩を踏み出すことができるでしょう。詳細については、NXグループの公式ウェブサイトをご覧ください。