銀座に誕生したカルティエ 銀座4丁目ブティック
2023年9月19日、東京・銀座に新たなランドマークとなる「カルティエ 銀座4丁目ブティック」がオープンしました。このブティックは、世界で5番目となる“レジデンス”を新たに併設し、アジア最大規模を誇ります。
カルティエのシンボルである「パンテール」の精神が息づくこの空間は、職人の卓越した技術と国際的な感性が見事に融合しています。また、ブティック全体で日本のアーティストの作品が配されており、和の美意識が随所に感じられます。
周囲との調和を感じるファサード
カルティエ 銀座4丁目ブティックのファサードは、周囲の直線的な街並みとは一線を画す滑らかな曲線美が特徴です。外観はジュエリーボックスを彷彿とさせ、奥行きと高さを感じさせるデザインが施されています。国文様「青海波」をモチーフにした幾何学模様が、繁栄への願いを込めた縁起の良いデザインとして親しまれています。
このファサードのデザインは、「カルティエ 心斎橋ブティック」に続き、クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)によるもので、独創性と自然との調和が追求された作品です。
内装に込められたエレガンス
ブティックのインテリアデザインは、2002年からカルティエのブティック内装を手掛けている建築家ブルーノ・モワナー氏のチームによって実現されました。フランスのエレガンスと地域文化、自然の美が融合した明るく優雅な空間に仕上げられています。入ると、和紙作家 堀木エリ子氏によるアートウォールが目を引きます。この作品は、森を歩く「パンテール」を描いたもので、繊細な和紙の質感が光と影を交差させ、詩的な美が広がります。
1階では、ジュエリーや時計、フレグランスのほか、ケアサービスを提供し、洗練された体験をお約束します。石の床には、ヴェルサイユ宮殿に由来するパーケット模様が施されています。その一方で、日本的な素材が温かみを与え、類い稀なバランス感覚を実現しています。
銀座の風を感じる2階と3階
2階は、「ダイヤモンド」や「ブライダル」コレクションを取り揃えたフロアで、折り紙をモチーフにした天井がスペースを彩ります。イチョウの葉を象った装飾パネルが配置され、安らぎと活力の象徴として温もりを提供しています。また、アーティスト彦坂良氏の作品が飾られ、今回の展示は美の融合を表現しています。
3階は静謐で庭園のような空間が広がり、アイコニックなジュエリーと幅広いフレグランスが揃います。ここでも曲線が織り成す美しい天井が特徴で、リラックスしたひとときを提供しています。
特別な体験を提供する4階
最上階“レジデンス”は、プライベートでラグジュアリーな空間として設計されています。和傘を思わせる天井が、安心感を与えつつ、ダークウッドのデザインがモダンさと伝統を見事に融合させています。展示スペースでは、カルティエの歴史を感じる特別な展示も行われています。
カルティエ 銀座4丁目ブティックのオープンを記念し、カルティエ コレクションから厳選された11点の特別展示も行われます。この展示は2025年9月19日から10月19日までの期間限定で、訪れる人々にとって特別な体験となるでしょう。
店舗情報
- - 住所: 東京都中央区銀座4丁目2-11
- - 営業時間: 11:00〜19:00
- - 定休日: 不定休
カルティエは、ジュエリー、ウォッチメイキング、フレグランスなど、多岐にわたるクリエイションを通じて、世界中の美を提案し続けています。新たな拠点となるこのブティックで、洗練された贅沢な時間をお楽しみください。