フィリップス・オークション、日本代表に瀬谷瑞香を任命
2025年1月22日、フィリップス・オークションは東京を拠点に、日本代表及びシニアスペシャリストとして瀬谷瑞香を任命したと発表しました。瀬谷はオークション業界での豊富な経験と専門知識を持ち、フィリップスの東京オフィスの運営を担当し、当社の事業を多岐にわたって展開する役割を果たします。
瀬谷瑞香は、任命にあたり「今年はフィリップスにとってアジア市場での創業10周年という節目の年であり、この重要なタイミングに加わることができて光栄です。これまでのキャリアを通じて培った知識を活かし、東京オフィスを運営することに大きな期待を寄せています。これからは、世界各地の優秀なチームと協力しながらクライアントやパートナーとの密接なコミュニケーションを進めていくことを楽しみにしています。」と述べています。
彼女はオークション業界で20年以上のキャリアを持っており、その前はサザビーズでの経験もあります。多くの個人コレクターや国内外の機関からのコレクションを担当し、特に「You Are Not Alone - Yoshitomo Nara Works From The Kurokochi Collection」や「Chinese Art through the Eye of Sakamoto Gorō」などの重要なプロジェクトにも携わってきました。サザビーズ時代には、ピカソやファン・ゴッホ、奈良美智など著名アーティストによる貴重な作品のオークションにも関わりました。
信頼関係を基盤に、顧客との深いつながりを築いてきた瀬谷は、東京外国語大学で国際関係とフランス語の学位を取得しており、日本語、英語、フランス語に堪能です。
フィリップス・オークションは2016年に東京オフィスを設立し、2019年には六本木のピラミデビルにエキシビションスペースを開設しました。以来、日本市場はフィリップスにとって重要なアート作品や希少オブジェの調達拠点となっており、売上も2倍に成長しています。東京オフィスでは、お客様とのアポイントメントを受け付けており、査定やオークション入札、プライベートセールなどの業務をサポートしています。
今後、瀬谷がリーダーとしてどのようにフィリップス・オークションのプレゼンスをさらに強化していくのか、業界内外から大きな期待が寄せられています。