AppLovinが日本進出
2016-06-17 17:20:06
米国モバイルマーケティング企業AppLovinが日本法人設立、進化する広告手法に期待
AppLovinが日本市場に挑む
カリフォルニア州パロアルトに本社を構えるAppLovin(アップラビン)は、この度日本法人を設立したことを発表しました。この企業は、モバイル広告の最適化配信に特化したプラットフォームを提供しており、広告主に対して高いROI(投資対効果)を実現することを特徴としています。市場では、従来のCPI(インストール単価)に依存する広告配信が主流ですが、AppLovinは、このアプローチを革新し、ユーザーのインストール後のアクションデータ(課金、登録など)を活用しています。
成長を見込む日本市場
AppLovinは、日本においてもこの新たなビジネスモデルを展開し、スマートフォンアプリを通じて広告主が新たな消費者にリーチする手助けを行う方針です。特に、月間10億台以上のデバイスへの広告配信能力と1日500億件を超える広告リクエスト件数は、企業の競争力を高める要素として極めて重要です。
日本のモバイル利用者数は76.9%と高く、スマートフォンの普及も進んでおり、モバイル広告市場はますます拡大しています。これに伴い、AppLovinが提供する動画広告を中心にしたマーケティングプラットフォームは、広告主にとって効果的な選択肢となり得ます。
CEOのビジョン
AppLovinのCEOであるアダム・フォローギ氏は「日本のパートナーと連携し、モバイルユーザーに関連性の高い情報を提供すると同時に、広告主の投資対効果を最大化することに努めていきます」と述べており、日本市場での意欲を示しています。
業界からの期待
AppLovinは2012年に誕生し、その設立からわずか1年で黒字化を達成。また、米国の『Forbes』誌による評価では、「最も成功が期待される企業」の8位に選ばれるなど、米国で注目される成長企業です。これまで地域に関係なく、広告配信を通じて新たな消費者との接点を生み出し、成長を続けてきた同社が、今後日本市場でもその手腕を発揮することが期待されています。
展望
日本での活動を通じて、AppLovinのプラットフォームがどのように効果的な広告配信を実現していくのか、業界の注目が集まっています。モバイル広告の変遷が続く中、消費者のニーズに的確に応える広告手法の進化が求められる中で、同社の革新的な取り組みが日本市場にどのような影響を与えるのか、今後の動向に目が離せません。
AppLovinは、今後も日本での展開を強化し、他の地域での成功を基にさらなる成長を目指すことでしょう。成長著しいモバイルマーケティング業界において、同社の活動から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
AppLovin
- 住所
- 1100 Page Mill Road, Palo Alto, CA, 94304 United States
- 電話番号
-