理念浸透セミナー
2025-07-14 17:33:19

理念の浸透と行動変容を促すためのセミナーの成果とは?

2025年7月3日(木)、株式会社給与アップ研究所と株式会社みらい創世舎が共催したオンラインセミナー「見える化した理念が行動変容を加速する!経営者コーチング×評価制度の最前線」が開催されました。本イベントの目的は、理念をただ言葉で伝えるだけでなく、実際の業務に結びつけ、その結果として行動変容をもたらす方法を検討することでした。

セミナーは、大きく二つのパートで構成されています。まず、森泰造氏は「理念を現場に届けるには、言語の変換がカギ」であると指摘しました。トップの想いが現場の言葉に変わらなければ、理念は形骸化してしまいます。理念を業務レベルに落とし込む「翻訳作業」が必要であり、これは実際には、管理職が“伝える”役割から“引き出す”役割に変わることが求められます。さらに、評価制度や行動基準の一貫性を構築することが、理念の浸透にとって不可欠であると強調しました。

次に、高橋恭介氏が登壇し、「理念と評価をつなぐジョブオペ®の実践」を紹介しました。彼は、理念を行動と数値(KPI/KGI)に橋渡しする評価制度の重要性を語り、もちろん、理念に基づいた行動が評価される仕組みを作ることが組織改革のカギであると述べました。具体的には、評価シートや業務棚卸シートを利用し、理念に従った評価を実現する方法論が示されました。また、4つのステップで業務改革と人材育成を同時に進める必要性を提起しました。

参加者からは高い関心が寄せられ、実際に経営者や人事責任者など数名が感想を述べました。製造業の経営者は、理念を語る段階からより具体的な業務に落とし込む重要性に気づけたことを強調し、IT企業の人事責任者は評価制度とフィードバック文化の両輪が必要であると感じたとコメントしました。サービス業のマネージャーは、現場と経営の架け橋としての役割を再認識する機会になったとのことでした。

さらに、セミナー参加者には特典として、業務棚卸ワークを無料で体験できる機会が紹介され、多くの関心が寄せられました。参加者が自らの組織に帰って活かせる実践的な内容が盛り込まれていたことが好評でした。

このセミナーは、単なる理念の掲示にとどまらず、現場の実践に結びつけるための具体的な方法を提示しました。理念の浸透を図ながら、組織の行動を変容させるための新たなアプローチが求められる中で、参加者たちが得られた知見は大変価値のあるものであったです。

現在、給与アップ研究所では、多様な企業に向けて評価制度や人事業務に関する無料相談を提供しており、30分程度の相談が可能です。不安を抱える企業に寄り添う姿勢が注目されています。

登壇者のプロフィールにも触れます。高橋恭介氏は「ジョブオペ®」を開発し、数々の人事評価制度改革を導いてきました。一方、森泰造氏はGHCDコーチングの創設者であり、幅広い人材育成の経験があります。彼らの豊富な知識と経験が合わさった本セミナーは、多くの企業にとって、理念を行動に変えるためのヒントに満ちていました。


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株式会社給与アップ研究所
住所
東京都千代田区一番町14-210F
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