リョービ株式会社、経費精算のペーパーレス化を実現した事例
リョービ株式会社は、自動車部品の製造・販売を手掛けるダイカスト事業を中心に、建築用品や印刷機器事業を展開しています。全国に10の拠点を持つ同社では、経費精算プロセスに関する複数の課題が浮上していました。これらの問題を解決するために導入したのが、JTBグループが提供する経費精算ソリューション『ビズバンスJTB経費精算』です。
課題と解決策
リョービ株式会社が直面していた課題の一つは、拠点が分散しているために発生する精算処理の遅延です。また、紙と電子システムの両方で申請や承認を行う必要があり、出張者や承認者にとって負担が大きかったのです。これらの課題を解決するため、『ビズバンスJTB経費精算』を導入。導入後は、ペーパーレス化が進むことで業務効率が劇的に向上しました。
特に、経費精算を電子化することで、締め切りの遅延がほぼゼロになったことが大きな成果とされています。さらに、精算処理に要する時間や労力が削減されたことで、リョービの業務全体がスムーズに進行するようになりました。
導入の選定理由
リョービ株式会社が『ビズバンスJTB経費精算』を選んだ理由は、以下のポイントに集約されます。
- - 既存システムとの連携が可能: 同社が既に使用しているシステムと簡単に統合することができる点が魅力でした。
- - ペーパーレス化・電子帳簿保存法対応: 環境への配慮や法令遵守が求められる中で、これに適応できるソリューションが必要でした。
- - 将来的な統合管理: 国内外の出張精算を一元管理することで、業務の簡素化を図れる点も、導入のポイントとなりました。
具体的な効果
『ビズバンスJTB経費精算』を導入したことで、リョービは様々な面での改善を実感しています。
1.
経費精算の締め切り遅延がほぼゼロに改善: 迅速な処理が実現されたことで、業務が円滑に進むようになりました。
2.
承認プロセスの簡素化: 煩雑だった承認フローがシンプルになり、業務効率が向上しました。
3.
人事部の業務分担の見直し: 導入後、人事部門が新たな業務に挑戦する余裕が生まれ、全体の業務プロセスが健全化しました。
ビズバンスJTB経費精算の概要
『ビズバンスJTB経費精算』は、交通費や会議交際費の精算だけでなく、出張予約や管理システムと連携し、出張申請から精算、支払までの一連の流れをサポートします。これまで不便だった業務を一元化し、効率化を進めることができます。特に特徴的なのは、出張予約との連携によるオンラインチケット予約システムの利用が可能な点です。また、すでに導入されている経費規程を変更することなく、経費精算のDX(デジタルトランスフォーメーション)が実現できます。
企業情報
- - 会社名: 株式会社JTBビジネストラベルソリューションズ
- - 代表者: 原田 雅裕(代表取締役社長執行役員)
- - 所在地: 東京都江東区豊洲5-6-52 NBF豊洲キャナルフロント
- - 設立年: 2000年8月
- - 公式サイト: JTBビジネストラベルソリューションズ
リョービ株式会社の事例は、経費精算業務の効率化を図る上での良い参考になります。今後もこのソリューションを利用した新たな改善例が期待されます。