ソフトバンクロボティクス株式会社が主催する法人向け見学会が、2024年10月17日に開催されます。このイベントは、前回の見学会が好評だったことから、再度企業の皆様にお越しいただける機会となっています。
今回のテーマは、自動化設備への期待が高まる物流業界や製造業に特化しています。具体的には、保管、ピッキング、搬送といった業務の自動化を推進するための最新技術が披露されます。特に、世界最高レベルの保管効率を誇る高密度自動倉庫システム「AutoStore」の新システム『FusionPort』に注目です。また、最小走行通路幅が60cmの搬送ロボット『PUDU T300』の実機も体験できる貴重なチャンスです。
ログインには、物流センターにおける人手不足の懸念を感じている企業や、自動化・デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進したい企業が対象となっています。業務の効率化や労働負担の軽減を目指す方々には特に有意義な内容となるでしょう。
一般的な物流システムでは、マンパワーに依存することが多いため、人手不足や物価の高騰が経営に大きな影響を及ぼします。これにより、自動化設備の導入が急務とされ、見学会の開催に至ったのです。
見学会では、AutoStoreの新たなポート「FusionPort」の特徴を詳しく紹介します。このポートは、作業者の負担を軽減するために設計されており、ウェルビーイングを考慮したビン開口部や視覚表示機能が搭載されています。これにより、作業効率も飛躍的に向上し、従来の機器と比べて使い勝手が大きく改善されています。
搬送ロボット『PUDU T300』は、最大300kgの積載能力を誇り、最小通行幅が60cmと非常にコンパクトです。工場や倉庫での業務を自動化することが目的で、多様な搬送モードが存在します。特に注目すべきは、フォローモードやパワーアシストモードが搭載されている点です。これにより、自動搬送だけでなく、人との共同作業も可能とし、従業員の作業負担を大幅に軽減します。
見学会の詳細は千葉県市川市で行われ、2部制でそれぞれ定員は20名までとなっています。参加希望者は、事前に簡単なアンケートに回答する必要があります。定員に達した場合は抽選となりますので、早めの申し込みをおすすめします。参加費は無料で、当日体験できるデモやツアーを通じて、最先端の物流自動化技術の魅力を実感できることでしょう。
最後に、ソフトバンクロボティクスは2014年に人型ロボット「Pepper」を発表以来、さまざまな分野での自動化を推進しています。グローバルなネットワークを生かし、ロボットと人間が共生する未来に向けた新たな挑戦を続けています。この見学会を通じて、今後の業務改善や自社の成長に直結する貴重な情報を得ることができることを期待しています。