ディーン・フジオカが贈る初の翻訳絵本「ありさんシェフのしょうたいじょう」
俳優、アーティスト、映画プロデューサーと多くの顔を持つディーン・フジオカ氏が、彼自身初となる翻訳絵本『ありさんシェフのしょうたいじょう』を2025年10月にリリースします。予約注文が始まったこの絵本は、特にディーン氏が自身の家族への思いを込め丁寧に翻訳したことが特徴です。原作者との対話を通じて、作品に新たな命を吹き込んだ彼は、心温まる言葉を紡ぐことを心掛けたとのことです。
ディーン氏は、イタリア・ミラノで原作者のダリオ・ポモドーロ氏やイラストレーターのロレンツォ・サンジョ氏と直接話し合い、物語の世界観を深く理解。そして、生活の中で三児の父としての視点を持っている彼は、翻訳に際してリアルな育児の感覚を取り入れたと言います。
イタリア語の原書『La piu grande cena mai vista(英題:The Biggest Dinner Ever)』は、すでに多くの国で翻訳されて話題となっています。この絵本の魅力は、多国籍の視点から生まれるストーリーと、ディーン氏自身が考案した独自の“しかけ”にあります。また、後書きには彼の心からの思いが詰まっています。
物語の内容
物語は、ありさんシェフが晩餐会に動物たちを招待するところから始まります。しかし、席順を決めるのが大変な難題。ねずみは猫の隣を嫌がり、ひつじは狼と一緒になることを心配し、ふくろうは暗い部屋を希望します。果たして、ありさんシェフの晩餐会は成功するのでしょうか?
この絵本は、席決めの困難さから意外な展開へと導かれ、最後には笑顔が待っています。「違いがあることの豊かさ」と「誰かを思いやる気持ち」が描かれており、子どもだけでなく大人にも伝わる豊かな内容となっています。
絵本としての魅力
『ありさんシェフのしょうたいじょう』は、親子の読み聞かせに最適で、大切な人への贈り物としてもおすすめです。34ページにわたるカラフルなイラストは、ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアで注目されたロレンツォ・サンジョ氏によるもの。特に子どもたちに愛されること必至の一冊といえるでしょう。
まとめ
ディーン・フジオカ氏の初の翻訳絵本は、彼の多才な才能と心温まる思いが込められた作品です。発売日は2025年10月16日(木)。事前の予約は全国の書店やネットで可能です。心地よい言葉とともに、あなたの日常に小さな幸せを届けてくれることを期待しています。
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