特急「スペーシア X」で味わう新たなクラフトビール
東武特急「スペーシア X」の車内に位置する「GOEN CAFÉ SPACIA X」では、地域の魅力を反映した様々なクラフトビールを提供しています。この度、食の情報誌「dancyu」とのコラボにより、新たなクラフトビール「Cedar X PA」が誕生しました。
このビールは、川越の「コエドブルワリー」と連携し、dancyu読者の意見をもとに開発されました。特に注目すべきは、飲む人々がビールと共にその土地の魅力を感じられるよう設計されている点です。
「Cedar X PA」は、江戸時代から日光と東京を結びつけてきた杉並木にインスパイアされ、日光産の杉を使用した爽やかでハーブ感あふれるペールエールとして仕上げられています。このビールは4.5%のアルコール度数を持ち、飲みやすさと特別感を兼ね備えています。
ビールの魅力
この新作クラフトビールは、ウッディな香りが特徴で、杉のアロマを大切にしながら、アース系のホップを巧みに組み合わせています。色はゴールドで、見た目にも美しい一杯です。また、提供される「GOEN CAFÉ SPACIA X」では、4本のドラフトタワーから選べる多彩なビールの中に、この特別な「Cedar X PA」も登場します。
特別な旅の体験
特急「スペーシア X」は、浅草から日光や鬼怒川温泉に向かう贅沢な旅を提供しており、車窓からは美しい日光の風景が広がります。この景色を眺めながら、飲食ペアリングを意識したビールを楽しむ体験は、記憶に残る素晴らしいものとなるでしょう。
ビールは、3月下旬に販売開始予定で、特別なイベントや「dancyu祭」にも登場します。特に4月12日と13日には、新宿で開催される「dancyu祭」での販売も予定されており、多くの人々にこの新しいクラフトビールを体験してもらえる機会となるでしょう。
醸造へのこだわり
「Cedar X PA」の開発には、COEDO BREWERYの伊藤光弥氏が携わっており、日光への旅を演出することを念頭に置いてレシピが考案されました。鉄道の発祥地である英国のスタイルを踏襲しつつ、車窓からの景色に合ったアロマの設計がなされています。
「Cedar X PA」は、単なるビール以上の体験を提供してくれるでしょう。旅とともに、江戸と日光を結ぶ壮大な物語が一杯のビールに込められています。今後の発売情報にも注目しておきたいところです。