AIの進化を見据えた実践型教育「ガチ制作week」
2023年9月、福島県郡山市にある国際アート&デザイン大学校にて、初の試みとなる「ガチ制作week」が実施されました。これは、ゲーム・CG科、コミックイラスト科、グラフィックデザイン科の3学科が合同で行った5日間の集中的な制作イベントで、学生たちは現場さながらの制作環境を体験しました。
セミナーの目的と変更するクリエイティブ業界
AI技術の進化により、クリエイティブ業界は急激に変化しています。今後のクリエイターには、専門技術だけでなく「考える力」が求められています。経済産業省の「エンタメ・クリエイティブ産業戦略2026」にもあるように、クリエイターの育成や海外展開に力を入れる大きな理由がそこにはあります。これに応え、A&Dでは専門知識に加え、企画力やコミュニケーション能力など、実務に直結する力を学生たちに育てています。
「誰に届けるか」から始まる制作課題
この「ガチ制作week」では、各チームに「12歳男子」または「20歳女性」という具体的なターゲットが与えられ、その年齢層が興味を持つテーマに基づいて作品を制作しました。これにより、学生たちは常にユーザー目線で物作りに挑む重要性を理解し、ただ自己満足のための制作ではなく、相手の期待に応える作品を生み出すためのスキルを磨く機会となりました。
実践を通じたチームワークの重要性
5日間という短期間で、チームは毎日進捗を確認し合い、互いの意見を尊重しながら作品を洗練させていきました。専門分野の異なる学生たちが共にアイデアを出し合い、役割分担を行うことで、実際の制作現場のような環境が感じられました。学生たちは自分の専門性を発揮しつつ、柔軟に他者と協力する力の大切さを実体験として学びました。
自分の「好き」を「仕事」にするために
多くの学生は「絵を描くことが好き」や「ゲームが好き」から学びを始めますが、実際の仕事はその「好き」を活かして誰かのために応えることが求められます。「ガチ制作week」を通じて、学生たちは個人の好みだけでなく、商業的な視点を持つ重要性に気付いていきました。その中で、「好き」をきっかけに専門性を高めるよう意識が変わっていくのは、今回のイベントの大きな成果と言えます。
変化する時代に対応する力
AIや新しい技術で変わるクリエイティブ業界で活躍するためには、技術だけでなく自分で考え、周囲と協力し合える力が必要です。福島県郡山市では、クリエイティブ企業を含む地域資源を活用しながら、学生たちが成長できる環境を提供しています。
まとめ
今回の「ガチ制作week」は、ただ技術を学ぶのではなく、自ら考え抜く力を養う貴重な経験となりました。「できない」と諦めるのではなく、「何ができるか」を探る姿勢が、今後のクリエイターに不可欠となるでしょう。A&Dは、これからも学生が自由に試行錯誤し、成長できる環境を提供し続けていきます。
国際アート&デザイン大学校について
本校は、福島県唯一のデザイン・エンターテイメント専門学校として、実社会での活躍を目指す学生を育成しています。地域との連携や、実践的なカリキュラムを通じて、クリエイターとしてのスキルを高めていきます。
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