HIOKIが再生プラスチックを使用した電流プローブを発売
日置電機株式会社(HIOKI)は、2026年6月18日に再生プラスチックを採用した新製品「電流プローブCT6704・CT6705」を発表しました。この新製品は、中継回路ボックスの外装部分に再生プラスチックを使用しており、環境への配慮がなされています。また、これはHIOKIが新製品の開発段階から再生プラスチックを計画的に使用した初の試みでもあります。
サステナビリティへの取り組み
HIOKIは、2022年に「HIOKIサステナビリティ宣言」を策定し、2025年までにスコープ1とスコープ2のカーボンニュートラル達成、2035年にはスコープ3のカーボンニュートラル達成を目指しています。このような目標を達成するために、同社は2030年1月1日までに製品の50%を再生プラスチックで製造するという目標を立てました。
新電流プローブの特徴
新しい電流プローブCT6704・CT6705では、測定した電流を電気信号に変換する「中継回路ボックス」の筐体外装部に、ガラス繊維強化ポリカーボネート(PC+GF)を使用しています。この素材は、成形過程で生じた端材を再利用しており、これまで廃棄されていたものを再加工することで、再生材を適用しています。再生材の含有率は最大で10%まで設定されており、こうした取り組みにより、良好な耐久性と品質が保たれています。
開発プロセス
HIOKIでは2025年、ACクランプメータ3280シリーズでの再生プラスチック利用をスタートしましたが、今回は新製品の開発段階からの再生プラスチックの導入という形で、より積極的な取り組みを行っています。材料評価や製品実装テストを並行して進めることにより、タイムリーにリリース時からこれらの素材を採用することができました。
今後の展望
HIOKIは今後、同様の樹脂を使用する他の製品にも再生プラスチックの導入を広げていく計画です。また、色やグレードの異なるものに関しても適用を検討しており、再生プラスチック採用の比率をさらに高めていく方針です。加えて、バイオマスプラスチックの導入に関しても調査を進めており、環境負荷を低減する多様なアプローチを考えています。
会社概要
日置電機は、設計から製品の販売・サービスまでを一貫して自社で行う電気計測器のメーカーです。創業以来、「測る技術」を追求し、様々な産業における電気インフラの保全や製品の研究開発など、広範囲な領域で活躍しています。
公式ウエブサイト:
HIOKI
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