点群データを活用した新システム「ANIST Version1.1.0」の登場

点群データを使った新しい図面作成システム登場

愛知県名古屋市に本社を置くアイサンテクノロジー株式会社は、点群データを活用し、図面や図形の作成を一つのアプリで完結する新しいシステム「ANIST Version1.1.0」の発売を決定しました。発売日は2025年3月中旬を予定しています。

この新バージョンでは、従来の機能に加えてさまざまな最新機能が搭載される予定です。特に、ユーザーの使い勝手を向上させるオートコンタ機能や自動トレース機能が目を引きます。これにより、複雑なデータ解析もスムーズに行え、より効率的に作業を進めることが可能になります。

主な新機能

1. オートコンタ機能
ユーザーが指定した範囲から自動的に輪郭を抽出し、図面作成をサポートします。これにより、手作業での輪郭描画の手間を大幅に軽減します。

2. 自動トレース機能
特殊線や点群下部のカット機能が追加されており、様々な形状に適応した柔軟な図面作成が可能です。

3. 2D写真サムネイル表示機能
作成した図面をもとに、2Dサムネイルが表示されることで、視覚的に内容を確認しやすくなります。

4. 地理院地図Vectorの重畳表示機能
地元の地理情報を取り入れられる機能も新たに追加され、よりリアルな図面作成を実現します。

5. ユーザーの要望を反映した機能追加
既存顧客からのフィードバックを基に、新機能を追加することでユーザーのニーズに応えます。

本製品の標準価格は1ライセンスにつき900,000円（税込990,000円）と設定されており、企業や専門家にはコストパフォーマンスに見合った価値を提供する内容となっています。また、技術サポートも提供されるため、安心して導入が可能です。

今後、点群データは建築や土木、地理情報システム（GIS）などさまざまな分野で注目されており、ANIST Version1.1.0はその需要に応える製品と言えるでしょう。