UPスポーツブランドが万博で新たな挑戦を開始する！

1977年に創業したUP（ユーピー）スポーツ株式会社が、大阪を拠点にスポーツウェアやスポーツ用品を手掛けていたことをご存知ですか？一世を風靡したこのブランドが、再び動き出すことが決まりました。2024年には会社の閉業予定ですが、UPスポーツのロゴマークには多くのファンがいることでしょう。

新たなロゴの発表

UPスポーツは、2023年7月9日と10日の2日間に開催される大阪・関西万博で、アーティストMUSASHIによる新しいロゴデザインを発表します。このロゴは、UPスポーツ創業時のデザインを踏襲しながら、MUSASHIらしい明るい色彩と躍動感が感じられる作品として仕上がりました。万博での展示は、UPスポーツの復活を象徴する重要なイベントとなるでしょう。

MUSAHSIのデザインとは

アーティストMUSASHIとは、寝屋川市出身の若き才能で、彼の作品は独特の色彩感覚とメッセージ性が特徴です。立体造形やデジタルアートにも幅広いスキルを持っており、今回の新ロゴデザインもそのセンスが感じられます。彼は若い世代にもUPスポーツを知ってもらうためのキーキャラクターとして期待されています。

UPスポーツの歴史

UPスポーツは、当初アメリカの著名なカーデザイナーであるピーターブロック氏が高性能ハングライダーを開発したことに始まりました。日本では林みのる氏がその営業を担当し、さらにはハングライダーのトッププレーヤーである山崎勇祐氏がブランドを引き継ぎました。1980年代には、UPスポーツは日本全国で一大ブームを巻き起こし、多くの直営店が展開されるほどの成功を収めました。

ブランドへの愛着

UPスポーツの復活にあたり、立ち上げメンバーである長谷川環さんは、MUSASHIのデザインに感銘を受けつつ、古き良きブランドアイデンティティを尊重しています。彼女は、新しいデザインが若い世代にも響くことを願い、ブランドとしての新たな挑戦に期待を寄せています。同じく元社員の川下啓朗さんも、今回のデザイン変更がUPスポーツに新たな歴史を刻むことを楽しみにしていると語っています。

世界のMUSASHI個展

万博では、MUSASHIの作品や彼を応援する企業、アーティストとのコラボレーション作品も展示され、多くの注目を集めるでしょう。また、47都道府県の障がい福祉事業所とのコラボレーションプロジェクトも進行中で、アートと障がい福祉の新たな可能性に挑戦しています。このプロジェクトを通じて、障がい福祉への理解促進も図っています。

UPスポーツが、万博で新たな挑戦を始める姿勢に多くの期待が寄せられています。彼らの歴史あるブランドが、新たな形で再評価されることを願わずにはいられません。今後の展開に要注目です。