全国ミニバス大会に向けた新たな試合球が登場
2026年3月の開催予定の『第57回 全国ミニバスケットボール大会』に向けて、株式会社モルテンは新しい公式試合球の提供を発表しました。この新製品は、2025年3月3日からスポーツ用品店で順次販売が始まります。
新公式試合球の特長とは?
新たに採用される試合球は、FIBA(国際バスケットボール連盟)が指定する国際大会でも使用されている12枚パネルを採用しており、ボールの回転が見えやすくなっています。その結果、視認性の向上が期待されます。しかし、見た目だけでなく、性能にもこだわりがあるのです。
特に、現行の試合球『B5C5000』と同じく、高品質な人工皮革を使用していることで、非常に優れたグリップ性を実現しています。さらに、発泡カーカスという技術を導入しており、この技術によりボールは柔らかく、触感が向上しました。そのため、プレーヤーがボールを扱う際の精度が向上し、より高いコントロールが可能です。
新ルールへの適応
今回の公式試合球の変更は、2025年2月12日に公益財団法人日本バスケットボール協会が発表した特別競技ルールに対応するためのものです。この新ルールでは、3ポイントラインの導入やボールサイズ、リングの高さの変更が行われる予定です。具体的には、ボールサイズは今までの5号球から6号球に、リングの高さは260cmから305cmに変更されます。
この新球はミニバスケットボール選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えるために設計されています。モルテンは常に、アスリートたちが最良の結果を出せるような商品を提供することに努めています。
モルテンのミッション
モルテンは1958年からスポーツ業界に取り組み、さまざまな競技用ボールや関連商品を展開しています。バスケットボール、ハンドボール、サッカー、バレーなど、多岐にわたる商品ラインナップが特徴です。
モルテンは、すべてのプレーヤーにとって「スポーツを通じて感じる本物の感情」を引き出すため、最適な商品を製造・販売しています。“feel the emotion”というブランドの約束を体現するため、今後も新しい機能やデザインを導入し続けるでしょう。
サステナビリティへの取り組み
さらに、モルテンは社会課題を解決することにも力を入れています。「molten B+」というブランドでは、バスケットボールの普及と強化に取り組んでおり、子供たちの教育格差を埋めるべく、空気が要らないサッカーボール「MY FOOTBALL KIT」を開発するなど、社会貢献にも積極的です。スポーツに魅せられた多くの人々に、より良い体験を提供するための努力を続けています。
モルテンの公式サイトやオンラインショップでは、新公式試合球についての詳細情報を確認できます。新しいボールでの挑戦を楽しみにしているミニバスケットボール選手も多いことでしょう。