LGBTとSOGIハラ対策セミナーで職場環境を向上させよう

改正パワハラ防止法の施行を間近に控え、企業や組織の相談窓口担当者に向けたセミナーが開催されます。本セミナーは、LGBTに関する基礎知識を学び、SOGIハラへの理解を深めることを目的としています。特に、LGBTの相談窓口に関わる方々やダイバーシティ推進を行う担当者にとって、非常に有益な内容となっています。

セミナーは2023年5月19日、25日、6月9日、22日の4回にわたって行われ、各回定員は15名です。ZOOMを利用したオンライン開催となるため、全国どこからでも参加が可能です。特に、相談窓口担当者や人事・労務担当者、SOGIハラに関心のある方々にお勧めします。参加は無料で、企業からは一社2名までの申し込みが可能です。セミナー終了後には、参加者同士の交流タイムも設けられており、他の企業の担当者と情報交換ができる貴重な機会です。

このセミナーは、以下のトピックに焦点を当てています。まず、SOGIハラやアウティングの事例を紹介し、現実的な理解を深めることから始まります。その後、相談員として注意すべきポイントや実際に相談が寄せられた際の対応方法についても詳しく解説します。参加者からの質疑応答の時間も設けてあり、多様な疑問に直接回答してもらえる機会があります。

このセッションの講師は、レインボーノッツ合同会社の代表である五十嵐ゆり氏です。彼女はLGBT支援の分野で豊富な経験を持ち、全国各地の支援団体や専門家と連携しながら活動しています。そして、NPO法人Rainbow Soupの理事である西坂ゆみ氏も講師として参加し、心理カウンセリングの専門的な視点からも知識を提供します。

特に、LGBTに対する理解は職場環境の改善において重要な要素です。職場におけるSOGIハラの問題が取り上げられる中で、企業はより心理的安全な環境を構築する必要があります。参加者は、具体的な事例を通じて、職場内での適切な対応策を学び、自社の相談窓口をより利用しやすいものにするためのヒントを得られます。

また、オープンな議論を通じて、参加者同士のネットワークを広げることも可能です。社外での交流により、他社の取り組みを知り、集団としての知識を深めることができます。これにより、LGBTの人々が安心して働ける環境作りに貢献できるでしょう。

このセミナーは、企業のダイバーシティ＆インクルージョン施策を進める重要なステップとなります。法改正に伴う対応も踏まえつつ、今こそ行動を起こす機会です。ぜひご参加ください。