株式会社MAGES.がマネジメント・バイアウトを実施し事業の強化へ

株式会社MAGES.がマネジメント・バイアウトを実施

株式会社MAGES.（東京都港区）は、7月12日に代表取締役の志倉千代丸が運営する株式会社CHIYOMARU STUDIOによるマネジメント・バイアウト（MBO）を発表しました。このたび、親会社である株式会社ドワンゴから当社の全株式を取得し、運営体制の見直しを図ります。

MBOの背景と狙い

エンターテインメント市場は急速に変化しており、MAGES.はこれを受けて経営方針を改めることが不可欠であると判断しました。志倉千代丸を中心に、迅速かつ柔軟な経営判断を実施しながら、新たなビジネスチャンスを見据えた戦略的な運営を進める計画です。MBOを通じて、これまでのKADOKAWAグループとしての経験と蓄積したクリエイティブノウハウを活かし、多様なビジネス展開を目指します。

ブランドの統一化

今後、MAGES.はゲームや音楽などの各事業ブランド「5pb.」を段階的に「MAGES.」へ統一していく方針です。この取り組みにより、ブランドの認知度を高め、さらなるブランディング強化が図られます。消費者にとっても、親しみやすくなり、商品やサービスを利用しやすくなることでしょう。

KADOKAWAグループとの関係

MBO後、株式会社MAGES.はKADOKAWAの連結子会社ではなくなりますが、良好な関係は維持されることが前提とされています。これにより、既存の業務を引き続き行いながら、新たな価値の創造に向けて邁進していくとしています。MAGES.はエンターテインメント業界において、独自のポジションを確立し、変化する市場に対応していく方針です。

株式会社MAGES.の概要

株式会社MAGES.は2006年に設立され、主にコンシューマーゲームの販売、アプリゲームの開発・運営、音楽商材の制作、芸能事務所の運営など幅広い事業を展開しています。本社は東京都港区に所在し、資本金は約295百万円です。代表取締役社長の志倉千代丸が率いる同社は、エンターテインメント業界での長年の経験を基に、顧客に新しい体験を提供し続ける企業として注目されているのです。

このMBOを機に、MAGES.はさらなる飛躍の時を迎えます。スピーディーかつ柔軟な経営体制により、エンターテインメント市場での競争力を強化し、新しい価値を創造するチャレンジが始まります。