文京学院大学とNTT DXパートナー、データサイエンス教育で連携を強化

文京学院大学とNTT DXパートナーが連携協定を締結

文京学院大学がNTT DXパートナーとの間に「連携・協力に関する協定」を結びました。この協定は、データサイエンスを駆使した教育と研究の強化を目指しており、協力によりデジタル技術を用いた地域課題の解決とデジタル人材の育成が進められます。

協定の目的と期待される効果

東京に拠点を持つ文京学院大学は、2026年4月に新たに「ヒューマン・データサイエンス学部（仮称）」の設立を目指しており、今回のNTT DXパートナーとの協定はその基盤作りとなるものです。特に、以下の4つの効果が期待されています。
1. データサイエンスに関する教育と研究の推進
2. 産学連携による実践的な学習機会の提供
3. デジタル人材の育成強化
4. 地域の課題解決に向けた産学連携

文京学院大学は、協定のもと、2025年度から具体的な活動を開始し、デジタル人材育成のためのプログラム開発と、実践的な学習機会を提供していきます。このような教育は、研究者や専門家として社会で活躍する人材の育成に貢献するでしょう。

新学部「ヒューマン・データサイエンス学部（仮称）」の魅力

新設予定の「ヒューマン・データサイエンス学部（仮称）」では、文理を融合させた教育が行われます。すでにある外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部と連携し、それぞれの専門性を活かした教育プログラムを構築します。
学生は、社会課題を発見する能力、データサイエンス及びAIを活用するスキル、プロジェクトマネジメント能力を身につけることができます。
具体的には、データやAIの基礎知識を学びつつ、身近な問題や社会的な課題に目を向け、その解決に向けたネットワーキングを行い、実際の解決策を提案する力を養成していきます。

NTT DXパートナーの役割

株式会社NTT DXパートナーは、NTT東日本グループが持つ通信技術やノウハウを背景に、多様な企業との連携を通じて地域企業や自治体の可能性を引き出す支援を行う専門企業です。DXをテーマとし、デジタル技術の導入により地域の競争力を高めるための取り組みに力を入れています。
NTT DXパートナーのウェブサイト（https://www.nttdxpn.co.jp/）では、彼らのサービスや活動内容について詳しく知ることができます。

この協定締結を通じて、文京学院大学とNTT DXパートナーは、教育、地域貢献、そしてデジタル人材育成の未来に向けて、新たな一歩を踏み出しました。それぞれの役割を果たしながら、協力関係を強化していくことが期待されます。