築古・空き家マンション流通活性化へ！TERASSとホームネットが事業提携

築古・空き家マンションの流通活性化に向けた新たな取り組み！TERASSとホームネットが事業提携

不動産仲介サービスを提供する株式会社TERASSと、中古マンションのリノベーション事業を行う株式会社ホームネットは、築古・空き家マンションを含めた中古住宅市場の活性化を目指し、事業提携を行いました。

近年、新築マンションの供給不足や価格高騰が進む中、中古マンションへの注目が高まっています。しかし、築古マンションは、購入前にしっかりと見極める必要があるため、家探しの難易度が高くなっています。また、空き家問題も深刻化しており、特に集合住宅の空き家は、管理費や修繕積立金の未納、大規模修繕時の合意形成といった課題を抱えています。

TERASSとホームネットは、これらの課題解決に向けて、売主さまの発見から売却提案、リノベーション、購入サポートまでの一連のプロセスを連携することで、中古マンション流通の活性化を目指します。

連携による具体的な取り組み

今回の事業提携により、以下の4つの取り組みを連携して行います。

1. 売主さまの発見・売却提案: ホームネットが持つ物件仕入れノウハウとTERASSの不動産エージェントネットワークを活用し、中古マンションの所有者さまに売却提案を行います。
2. リノベーション: ホームネットが中古マンションを買い取り、リノベーションを行います。グループで培ったノウハウを生かし、物件の価値を高めます。
3. 不動産ポータルサイトへの情報掲載: ホームネットの物件管理システムとTERASSのシステムを連携させ、リノベーションされた物件情報を不動産ポータルサイト（SUUMO、LIFULL HOME'S）に自動掲載します。
4. 不動産エージェントによる購入サポート: ポータルサイトを見たお客さまからの問い合わせに対して、TERASSの不動産エージェントが、物件に関する情報提供や住宅購入に関するサポートを行います。

年間1,000件超の築古・空き家マンションからスタート！

TERASSとホームネットは、まずは年間1,000件を超える築古・空き家マンションの流通から取り組みを始めます。今後は、戸建て物件の流通についても、両社で仕組み構築を進めていく予定です。

代表者コメント

TERASS代表取締役社長江口亮介氏

「中古マンションは、新築と比べて善し悪しを見極めるポイントが複雑で、家探しの難易度が高いという課題がありました。今回の事業提携により、ホームネットの良質な中古マンションを、TERASSのエージェントが購入サポートすることで、お客さまは安心して中古マンションを選ぶことができるようになります。両社の強みを活かし、社会課題となっている築古・空き家マンション問題の解決にも貢献していきます。」

property technologies株式会社/ホームネット代表取締役社長濱中雄太氏

「日本の住宅市場は、少子高齢化やライフスタイルの多様化によって変化しており、リフォームが必要な住宅や空き家の増加が社会課題となっています。TERASSとの事業提携により、これまで以上に多くのお客さまに、住まい選びの選択肢を提供できることを嬉しく思います。テクノロジーを活用することで、不動産取引をより効率的で透明性の高いものにしていきます。」