坂本麻里ベレン、世界大会で平和への祈りを表現
2022年のミス・ユニバース日本代表、坂本麻里ベレンは、1月14日(日本時間1月15日)にアメリカ・ニューオーリンズで行われた「71st MISS UNIVERSE Competition®」に出場しました。彼女は東京で料理講師を務める24歳で、ペルー人の父と日本人の母を持ち、多文化なバックグラウンドを活かしてこの栄誉ある舞台に立ちました。
坂本は昨年8月に開催された「2022ミス・ユニバース® ジャパン ファイナル」で優勝し、この名誉を手にしました。大会に向けた準備の一環として、彼女は日本の平和を象徴する衣装をデザインしました。特に注目すべきは、ナショナルコスチュームです。彼女は330羽以上の折り鶴を使用した衣装をまとい、2200羽以上の折り鶴を使った錫杖を携えて登場。折り鶴には、岸田文雄内閣総理大臣や長崎県知事など多くの方々の折ったものが使われています。これにより、日本から平和のメッセージを世界に発信したのです。
伝統とサステイナビリティの融合
坂本の衣装は、ただの装飾ではありません。古着の着物や使用されなくなった白無垢をリメイクすることで、サステイナブルなアプローチを実現しました。このような背景には、食料問題や貧困問題への関心があり、ミス・ユニバースというプラットフォームを通じて影響力を持つ活動を目指しています。
大会前の予選では、日本の伝統美を探求した着物モチーフのイブニングドレスや、与謝野晶子の詩をテーマにした水着審査用のケープを披露。これらのパフォーマンスは、観衆を魅了しました。
結果への悔しさと次のステップ
残念ながら、坂本はTOP16には進めませんでしたが、彼女は大会の経験を「一生忘れることのできない10日間」と称し、貴重な学びを得たとコメントしています。彼女は、周囲のサポートに感謝の意を表しつつ、今後も成長を続けていくと語っています。彼女の姿勢は、全ての挑戦者にとってのインスピレーションとなるでしょう。
未来の展望
現在、「2023ミス・ユニバース® ジャパン」へのエントリーを受付中です。新たな出場条件には、婚姻や妊娠歴を持つ女性も含まれ、多様性が強調されています。坂本麻里ベレンの挑戦は、次世代の女性たちに希望を与えるものであり、今後の活動にも期待が寄せられます。
公式サイトとSNS
坂本麻里ベレンの活動についてもっと知りたい方は、以下の公式サイトやSNSをチェックしてください。
このように、坂本麻里ベレンの活動は、日本のみならず世界中の女性たちに勇気と希望を与え続けています。彼女の今後の活躍に注目していきましょう。