上村裕香の待望のデビュー作『救われてんじゃねえよ』が4月16日に発売!
17歳の少女・沙智の生活を淡々と描いた、心に響く物語。彼女は難病の母を抱えながらも、日常を懸命に生き抜きます。この作品は、大学生になった沙智がどんな選択をするのか、その葛藤を描いています。また、本作は文学賞での受賞作品であり、著者上村裕香さんはその才能を多くの人に知らしめることとなります。
物語について
この作品は、三つの編から成り立っています。第一部では、女子高生・沙智が母を介護している様子を描き、どれだけの負担や喜びがあるのかをリアルに表現しています。第二部では、大学生になった沙智が引き続き母の介護から逃れられずにいる姿を描写します。最後の編では、彼女が独立を目指し、親元を離れて新たな人生に挑戦する姿が強調されています。
表紙イラストも注目
カバー装画は、若きイラストレーター・水元さきのさんが手掛けています。彼女の瑞々しい感性が光るイラストには、主人公沙智の魅力が存分に引き出されています。著者の上村さんも「めっちゃ、沙智!」と感嘆の声を上げています。これは若手才能のコラボレーションとして注目を集めるでしょう。
上村裕香のプロフィール
上村裕香さんは、佐賀県佐賀市出身の24歳で、現在京都芸術大学大学院で「近現代文学におけるケア表象」を研究しています。彼女の思いや経験から生まれた「救われてんじゃねえよ」は、多くの読者に感動を与えること間違いなしです。
特設サイトも公開中
新潮社の特設サイトでは、著書の試し読みが可能です。第21回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞したこの作品を、いち早くチェックしてみてはいかがでしょうか。
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『救われてんじゃねえよ』は、4月16日に新潮社より発売されます。ぜひ、その言葉の力を直接感じてください。