詐欺の最新動向を探る
トビラシステムズ株式会社は、2026年4月に実施した特殊詐欺やフィッシング詐欺に関する調査結果を公表しました。このレポートでは、詐欺電話や詐欺SMSの急増傾向が示されており、ユーザーに対してさらなる注意を促しています。
調査概要と結果
調査の期間は2026年4月1日から4月30日までで、特に国際電話番号を悪用した不審電話の増加が目立ちます。新たに登録された迷惑電話番号の61.9%が国際電話番号であり、これは前月比で11.4%の増加です。一方で、携帯電話番号を用いた詐欺は減少しており、17.3%にとどまりました。これらの変動を踏まえて、国際電話からの不審発信が多く、特に自動音声による詐欺が増えていることがわかります。
特に、警察官を装った「ニセ警察詐欺」が報告されており、着信時に自動音声が流れることが多いため、被害に遭う確率が高くなっています。加えて金融機関や通信事業者を名乗る詐欺が増加しており、これまで以上に用心が必要です。
SMS詐欺の増加
また、詐欺SMSに関しても、金融機関や宅配サービスをかたる内容が増加しました。2026年4月には、金融・決済サービスを名乗るSMSが26.3%を占めるまでに達し、特に「東京電力」や「PayPayカード」などを名乗る詐欺が発生しています。これらは、実在の企業に紐付けられた信頼性を悪用したもので、ユーザーの警戒心を薄れさせるような手口が見受けられます。
特に注目すべきは「PayPay送金詐欺」です。この詐欺では、架空の料金支払いを名目に不審なSMSが送られ、受信者をPayPayの送金画面へと誘導する手口が広がっています。もし送金した場合、詐欺グループに金銭が渡る仕組みになっています。
どのように対策すればよいか
トビラシステムズは、詐欺被害を防ぐための具体的な対策も提案しています。身に覚えのないSMSやメールにアクセスしないこと、見知らぬ相手への送金をしないことが基本となります。公式アプリや正規サイトからサービスを利用することも大切です。
また、迷惑SMS対策アプリの使用を奨励し、疑わしい通知には常に注意を向け、誤って反応しないよう心掛けるべきです。これらの対策が、詐欺被害を未然に防ぐ助けとなります。
トビラシステムズについて
トビラシステムズは、テクノロジーを駆使して社会的な課題を解決することを目指しています。特に特殊詐欺やフィッシング詐欺の根絶に向け、情報を集め、月間約1,500万人にサービスを提供しています。これからもユーザーの安全を守るため、適切な情報提供を行っていくでしょう。