父への感謝が溢れる
2025-06-13 16:22:44

2025年本屋大賞第2位『アルプス席の母』をきっかけに父への感謝が溢れ出す

2025年本屋大賞第2位の『アルプス席の母』に寄せられた感謝の声



今年の「父の日」に向けて、小学館が実施したSNSキャンペーン「#アルプス席の父」では、多くの心温まるエピソードが寄せられました。このコンテストは、2025年本屋大賞第2位を受賞し、累計発行部数が11万部を超えた早見和真の著作『アルプス席の母』をテーマにしており、子どもたちの奮闘を支える父や母の姿が描かれています。

キャンペーンの背景



『アルプス席の母』は、高校球児を持つ母親の奮闘を描いた物語で、まもなく開幕する夏の甲子園予選を控え、感謝の気持ちを届ける#アルプス席の父キャンペーンが展開されました。家族の支えを感じながら成長していく子どもたちを題材に、投稿が集まりました。さまざまなエピソードが寄せられ、感謝や応援の気持ちが溢れていました。

投稿された心温まるエピソード



キャンペーンでは、200件以上の投稿があり、その中から編集部が心に響いたエピソードをいくつか紹介します。ひとつめは、砲丸投げの都大会に挑んだ高校生が、父からの一言で心強さを感じたという投稿。反抗期を迎えた中、父の真剣な応援が大きな励みに。

次に寄せられたのは、中学の吹奏楽コンクールで緊張していたことを父が見守り、その後の「いい音だったな」という言葉が心に残るというエピソード。父親の言葉は少ないが、その言葉の重みを感じる瞬間があったことをかわいらしく表現していました。

また、コロナ禍に結婚を決めた娘に対する父の短い言葉が、娘にとってどれほど安心感や幸せを与えたかを綴った投稿も印象的でした。無口ながらも娘を応援し続ける父親の姿が伺えました。

忘れられない父との思い出



投稿には、駅員になりたいという願望の背後に、父の姿があったというものもありました。父の働く姿が憧れであり続け、今でもその思いが忘れられないとのこと。

また、大病を抱えた父が子どもたちに謝る姿や、試験前に応援のメモを机に置いてくれた父の不器用な優しさを回顧するエピソードも寄せられました。こうしたエピソードは、逆境の中でも支え合い、家族の絆を感じさせるものでした。

さらに、幼少期の運動会で、父が一度だけ運動会を観に来てくれたことが特別な思い出として残っているという投稿も。運動が苦手だった娘が、その日を心から楽しむことができたというのは、父親の影響が大きかったのでしょう。

まとめ



『アルプス席の母』が描く“静かな応援”というテーマが、父への感謝の気持ちと重なり、多くの人々の心をつなぐきっかけとなりました。この本を通じて、多くの家族の思い出や感謝の気持ちが再認識され、深い感動を呼んでいます。これからも、家族の支えを感じながら、心温まるエピソードが生まれることを期待しています。

『アルプス席の母』は、2024年3月15日に発売され、定価は1,870円(税込)。マークダウン形式で全354ページを通じて、家族の絆と高校野球の熱いドラマが描かれています。


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会社情報

会社名
株式会社小学館
住所
東京都千代田区一ツ橋2-3-1
電話番号
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