軍艦島の立体視
2019-04-25 10:01:38
日本初!裸眼で楽しめる軍艦島の立体視ディスプレイが常設展示
日本初の裸眼立体視ディスプレイが軍艦島ミュージアムに登場!
長崎県の軍艦島デジタルミュージアムで、国内初となる裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass」が常設展示されることが発表されました。この革新的な技術により、訪れた人々は3D映像をヘッドマウントなしで立体的に楽しむことができるという新たな体験が提供されます。
インタラクティブな体験から生まれる驚き
今回の展示では、特に「軍艦島のガンショーくん」というキャラクターが不思議な水槽に入り、波の音や朝昼夜の変化を感じることができるコンテンツが用意されています。観客は手や指をトラッキングするセンサーを使って、3Dディスプレイ内のキャラクターに触れたり、掴んだりできるインタラクションが楽しめます。ガンショーくんをさわって、まるで本当に生きているかのように感じられる体験は、この展示の大きな魅力となるでしょう。
Looking Glass Factoryの革新性
このホログラム技術を開発したのは、Looking Glass Factory社です。同社の共同創設者兼CEO、Shawn Frayne氏は、今回の展示が日本国内で初めての試みであることを強調し、軍艦島が新しいテクノロジーの導入に永らく取り組んできた歴史とその重要性に言及しました。彼の言葉を借りれば、「ホログラムの時代が軍艦島から始まっていく様子を見て大変喜ばしく思います」とのことです。
MuuMuの貢献
さらに、コンテンツ制作を手がけたのは株式会社MuuMu。彼らは2017年に設立され、VR、AR、MR技術を活用したさまざまなコンテンツやシステムの開発を行っています。今回のLooking Glassを使用した展示も、その技術力を遺憾なく発揮した成果となっています。MuuMuはエンターテインメントからビジネス分野まで幅広く展開し続けており、今後もLooking Glassを使用した新しいコンテンツが期待されています。
軍艦島デジタルミュージアムの役割
軍艦島デジタルミュージアムは、世界遺産である軍艦島(正式名: 端島)の歴史を多角的に紹介する博物館で、2015年に開館しました。元島民による貴重な解説や当時の資料、映像、模型の展示を通じて、多くの人々がこの貴重な文化遺産を学ぶことができます。MRアトラクションやVR、プロジェクションマッピングなど、最新技術を駆使した展示体験は訪れる価値があるでしょう。
まとめ
新たな体験を提供する裸眼立体視ディスプレイの常設展示は、軍艦島デジタルミュージアムという場に新しい風を吹き込むことでしょう。このプロジェクトを通じて、多くの人々が軍艦島の魅力を体感し、歴史を学ぶきっかけとなることが期待されます。ぜひ、実際に足を運んでその魅力を実感してください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社MuuMu
- 住所
- 長崎県長崎市城山台1丁目30番22号
- 電話番号
-
090-9109-5149