東京港での新技術実証実験
東京港埠頭が舞台となったこの実証実験では、
ドコモグループの法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開するNTTコミュニケーションズが主体となり、
高性能ドローンと先進的な通信技術を駆使して災害時の状況確認の迅速化を図りました。具体的には、
「Skydio Dock for X10」と呼ばれるドローンポートと、
Starlinkを利用した通信手段を融合させ、今回は5日間にわたって計63フライトを実施しました。
1. 実証実験の背景
東京港は広大な敷地を持つため、災害時には
dは対岸エリアの状況確認が重要ですが、従来は職員が現地に向かう必要があり、
移動による時間のロスや二次災害のリスクが懸念されていました。特に、大雨や地震発生時の通信手段確保も課題です。そこで、
本実証実験では、
自動で離着陸する高性能ドローンの「Skydio X10」
を採用し、これにより遠隔地からリアルタイムで状況を確認できることが強みです。
加えて、Starlinkの通信技術によって、安定したネットワーク環境を実現。
2. 実証実験の概要
今回のプロジェクトでは、
Skydio X10が搭載する高精度カメラで、
最大1.6km先の対岸も鮮明に撮影することが可能となり、
その映像をリアルタイムで確認できる仕組みが整いました。
具体的には、_海上を越えることなく_
対岸の状況を確認することができ、
災害発生時においても迅速な情報収集を行えることが実証されました。
この技術により、災害時にも安定した情報の提供が実現したのです。
3. 今後の展望
今後は、実際の運用に向けたさらなる検証を進め、災害時における状況確認だけでなく、現場での意思決定も支援していきます。
また、他の港湾施設への技術展開を図り、全国規模での災害対応やデジタル革新(DX)の推進に寄与していく計画です。さらに、
通信基盤の強化にも力を入れ、
2025年夏ごろには「LTE上空利用プラン」の提供を予定。これにより、混雑時でも安定した映像品質が得られるようになります。
この度の実証実験は、ドコモグループとしての宇宙ビジネスの取り組み「NTT C89」の一環でもあり、
今後、社会へのソリューション提供を通じて、宇宙関連事業の拡大を目指します。
ドローンの活用がもたらす新たな災害時対応の形に、注目が集まります。