「relay」が受賞
2024-10-17 14:03:50

地域経済の未来を切り開く「relay」が2024年度グッドデザイン賞を受賞

地域経済の未来を切り開く「relay」



株式会社ライトライトが提供する事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」が、2024年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、経営者の高齢化という現代の大きな社会課題に取り組む「relay」のデザインやサービス設計が評価された結果です。

「relay」とは


「relay」は、事業を譲渡したい経営者と後継者候補をつなぐオンラインプラットフォームです。オープンネームを採用し、実名公開の形でマッチングを行うことで、より多くの人々に事業承継の大切さを伝え、共感を呼び起こすことを目指しています。これまでに約490件の後継者募集が行われ、80件以上のマッチングを実現。商談率と成約率は3年連続でNo.1を獲得しています。

デザインと機能の革新


「relay」は、従来の無機質なテキスト情報から脱却し、写真中心のインターフェースを採用しています。このアプローチにより、ユーザーが直感的に情報を理解しやすくし、SNSとの連携を強化することで情報の拡散力を高めています。

また、自治体や商工団体と連携する特設ページを設け、移住や開業に関するシームレスなサポートを提供しています。これにより、地域経済の活性化を促進し、持続可能な社会の実現を目指しています。

社会的意義


日本は「大廃業時代」を迎え、年間50,000社が廃業すると言われています。中小企業庁によると、2025年までに、70歳以上の経営者が約245万人に達し、その約半数が後継者不在の状態にあります。この問題は地域経済の衰退に直結するため、非常に深刻な社会課題です。「relay」は、こうした小規模事業者の事業承継問題に新たな視点を提供し、地域を支えてきたビジネスの持続可能性を確保するための支援を行っています。

審査委員からの評価


審査委員からは、「relay」のアプローチが従来のクローズドな事業承継文化を打破し、共感を基にした新しいモデルを提供していることが高く評価されました。特に、シームレスなサポート体制や緊密な地域コミュニティとの連携が、その実効性を約束しています。

グッドデザイン賞とは


1957年に創設されたグッドデザイン賞は、日本を代表するデザイン評価制度であり、毎年多くの企業や団体が参加しています。社会課題の解決や暮らしの質の向上を目指す活動を支援し、受賞作品には「Gマーク」が付与されます。

「relay」は、地域の未来を切り開く一歩として、さらなる発展と持続可能性を追求し続けます。


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会社情報

会社名
株式会社ライトライト
住所
宮崎県宮崎市橘通東3丁目3-15若草金城堂ビル2階
電話番号

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