楽天証券とみずほ銀行が資金移動を大幅に簡易化
楽天証券株式会社とみずほ銀行は、両者の口座連携を一層強化することを発表しました。この取り組みの一環で、2025年3月23日から、みずほ銀行に対する円貨の出金が即時に実行できる「らくらく出金」サービスが追加されます。また、「スマート買付」サービスも新たに導入され、入金手続きをせずに、みずほ銀行の口座を使って楽天証券での取引がスムーズに行えるようになります。さらに、今回のサービスにより、円貨および外貨(米ドル)の出金や積立が手数料無料で可能になります。
「らくらく出金」サービスについて
「らくらく出金」は、楽天証券のウェブサイトを利用した出金サービスで、ユーザーは楽天証券の総合口座から提携金融機関の口座へ円貨をシームレスに移動できます。これまでは楽天銀行のユーザーに限られていましたが、みずほ銀行ユーザーもこの便利なサービスを活用できるようになるのです。出金は24時間いつでも利用可能で、その際の振込手数料は無料です。さらに、出金は即時に反映されるため、資金移動が迅速に行えます。
新サービス「スマート買付」
「スマート買付」では、みずほ銀行の口座を持つお客様が、楽天証券への入金手続きをすることなく自動で取引を行えます。このサービスは、総合口座の他にNISA口座でも利用可能で、先ずは投資信託の積立に対応しています。積立金額は100円以上で設定可能で、引き落とし日も自由に選べるため、非常に利用しやすい設計となっています。さらに、年2回のボーナス積立や「ポイント投資」も可能で、資産形成をサポートする新たな手段となります。
サービス向上の背景
楽天証券とみずほ銀行は、2022年10月からの戦略的資本業務提携を背景に、両社の強みを活かした連携を進めています。今回のサービスは、ユーザーにとって資金を効率的に活用する新しい機会を提供し、金融商品取引における便利さを高めることを目的としています。楽天証券は、ユーザーのさまざまなニーズに応えるため、資産運用や資産形成サービスのさらなる強化にも取り組んでおり、今後もユーザーの利便性を第一に考えたサービス提供に注力する考えです。
詳細情報は楽天証券の公式ウェブサイトで随時更新されているため、引き続き注目していきましょう。