本書の内容
2025年1月22日(水)、株式会社イマジカインフォスから発売される『告知事項あり。その事故物件で起きること』は、実際に起こった事故物件のエピソードを基にした衝撃的な内容が盛り込まれています。本書は、株式会社カチモードの代表、児玉和俊氏が、彼自身の経験をもとに執筆したもので、事故物件が持つ不思議な特性や状況に迫ります。
この書籍では、「告知事項」という言葉が重要なテーマとなっています。不動産の賃貸契約や売買契約において、貸主や売主が顧客に伝えるべき情報を指すものであり、特に事故物件に関しては、人が亡くなった物件に対して心理的瑕疵が存在するため、通知が義務付けられています。この点を踏まえて、著者は自身が不動産管理会社で携わった経験を通じて、7,000室を内見した際に実際に目にした出来事を詳細に語ります。
“オバケ調査”とは?
今回は、事故物件専門の調査を行うカチモードが注目されます。この会社は、実際の事故物件を調査し、心理的な不安を軽減させることで、不動産の資産価値を守ろうとしています。調査は、室内だけでなく建物内全体を対象にしており、映像や音声の分析を含む多角的なアプローチを取り入れています。実際には、現地に泊まり込むことで得られる情報と、顧客の心理的瑕疵への理解を深めることがカチモードの目的です。
児玉和俊氏のプロフィール
著者である児玉和俊氏は、1979年生まれで、カチモードの代表を務めています。15年間にわたり賃貸不動産管理業界での経験を積んできた彼は、7,000室以上の物件を扱い、事故物件の専門家としての地位を確立しました。資格も多数取得しており、多彩なメディアでも活躍しています。2024年には映画『新・三茶のポルターガイスト』にも出演が決まっており、さらなる注目が集まること間違いありません。
書籍の構成
本書は全256ページから成り、事故物件の具体的なエピソードが豊富に盛り込まれています。目次には、「御札の部屋」や「浴室の点検口」、「新築物件の退去理由」など、読者を惹きつけるトピックが並びます。実際に起こった不思議な出来事やエピソードが数多く語られており、心理的な側面や、人々が抱える恐怖を炙り出します。読者は、日常生活の中に潜む恐怖を改めて認識することでしょう。
まとめ
『告知事項あり。その事故物件で起きること』は、事故物件が持つ神秘的な側面を切り取りながら、著者自身の実体験を通して不動産の新たな一面を描き出しています。物件探しを進めている方々はもちろん、不動産業界に興味のある方にも読んでいただきたい一冊です。発売日は2025年1月22日。業界関係者や恐怖話が好きな方には、ぜひ手に取っていただきたい作品です。