長野京急CC 買収へ
2024-06-27 20:34:22

シンガポール系投資ファンドが長野京急カントリークラブを買収!新たな観光拠点として地域活性化へ

シンガポール系投資ファンドが長野京急カントリークラブを買収!新たな観光拠点として地域活性化へ



シンガポールに本部を置く不動産投資運用会社、Patience Capital Group(以下、「PCG」)のグループ会社であるペイシャンスゴルフクラブ株式会社が、京浜急行電鉄株式会社が保有する長野京急カントリークラブのゴルフ事業を2024年9月1日を予定に譲り受けることが発表されました。

今回の買収は、PCGグループが取り組む長野県北部から新潟県妙高市を中心とした広域の観光振興における重要な一歩となります。長野京急カントリークラブは、PCGグループが投資する斑尾高原スキー場や妙高杉ノ原スキー場などの施設と連携し、新たな観光拠点として地域活性化に貢献していく予定です。

PCGは、日本国内の観光資源への投資を通じて地方創生に貢献することを目的としています。魅力的な観光プロジェクトやコンテンツに対してインパクトのある投資を実現することで、地域社会に新たな活力をもたらす成長支援に取り組んでいます。

Patience Capital Groupについて



2019年に設立されたPCGは、シンガポールと東京の2拠点で活動する不動産投資会社です。長期投資を重視し、投資家にリスク調整後の最高のリターンを提供することをミッションとしています。日本国内の不動産市場への貢献を目指し、日本観光関連資産および東京都心部・首都圏の住宅資産に特化した2つのファンドを運営するほか、不動産開発アドバイザリーやプロジェクトコンサルティングのサービスも提供しています。

PCG代表 ケン・チャン・チェン・ウェイについて



PCG創始者・CEO/CIOであるケン・チャン・チェン・ウェイ氏は、シンガポール政府投資公社(GIC)の日本支社の前代表を務めました。19年間のGICでのキャリアにおいては、住宅・商業施設・物流・ホテルなど各分野にわたる不動産資産のコアポートフォリオを構築しました。さらにGICが日本における株式、プライベートエクイティ、インフラストラクチャー投資への新規進出を開始するにあたり、ケン・チャン氏の日本及びアジアにおける広範囲な人脈を用いて、GICの日本市場での投資の多様化、投資残高の増加を支援しました。ケン・チャン氏は、京阪ホールディングス株式会社の社外取締役、株式会社西武ホールディングスのエグゼクティブアドバイザーのほか、特定非営利活動法人の理事を務めています。

長野京急カントリークラブの未来



長野京急カントリークラブは、2024年9月1日から新たな名称で運営を開始する予定です。新たな名称は、オープンに合わせて発表される予定です。PCGグループは、長野京急カントリークラブを地域活性化の拠点として位置付け、周辺施設との連携を強化することで、新たな観光客誘致を目指します。

まとめ



シンガポール系投資ファンドによる長野京急カントリークラブの買収は、地域の観光振興に大きく貢献する可能性を秘めています。今後、PCGグループがどのような取り組みを進めていくのか注目されます。

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