株式会社インフォディオとニーズウェルが業務提携、AIとDX推進に向けた長期戦略

株式会社インフォディオと株式会社ニーズウェルの業務提携について

2023年において、株式会社インフォディオが株式会社ニーズウェルとの業務提携を発表しました。提携の目的は、両社が持つ技術やリソースを活用し、長期的な協力関係を築いていくことにあります。

提携の背景

ニーズウェルは独立系のシステムインテグレータであり、金融系システムをはじめ様々な業界のソフトウェア開発を行っています。AIやRPAなどの先進技術を駆使し、企業や公共セクターのデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援する様々なITソリューションを提供しています。

一方で、インフォディオは、AI-OCR技術や自然言語処理（NLP）を強みにし、顧客のニーズに基づいたプロダクトを企画・開発・運営しています。特に「スマートOCR」や「DenHo」といった高精度のAIソリューションは注目を集めており、非定型帳票や手書き文字の識別が可能です。

このように、両社はそれぞれ異なる領域での強みにより、たがいに補完し合う関係が築かれることが期待されます。

提携の意義

今回の提携によって、インフォディオが開発した「スマートOCR」と「DenHo」が、ニーズウェルが提供する請求管理システムに統合される流れが見込まれています。この提携は小中規模の企業においても両社の技術を利用可能にし、業務の効率化を図ることを目指しています。

さらに、公共部門におけるDX化に向けても具体的な計画が進行中です。「スマートOCR」を「BPOソリューション」と組み合わせることで、文書のデジタル化を一手に引き受けるサービスも提供予定です。これにより、官公庁や自治体、教育機関向けの入札にも共同で取り組む方針です。