地域医療とテクノロジー
2024-07-25 11:47:14

セーフィーとMUSVI、地域医療を支えるオンライン診療で協力を強化

セーフィーとMUSVI、地域医療を支えるオンライン診療で協力を強化



2024年6月27日、「自治体・公共Week 2024」において、セーフィー株式会社とMUSVI株式会社が地域医療に不可欠なオンライン診療サービスに関する協力を発表しました。両社は、MUSVIが開発したテレプレゼンスシステム「窓」を利用し、オンライン診療の実証実験を進めています。

地域医療の現状とテクノロジーの必要性


地域医療の現場では、医療資源や労働力の限られた状況が続いており、必要な医療サービスを住民が受けられる環境を整えることが重要です。セーフィーは映像データを様々な分野に活用し、特に医療分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進してきました。MUSVIは、「窓」を通じてリアルなコミュニケーションを実現し、医療・介護、教育といった分野で様々なプロジェクトに携わっています。

実施されたオンライン診療のデモンストレーション


「自治体・公共Week」のセッションでは、地域医療の現状や、オンライン診療に関する政府の取り組みが議論されました。登壇者には地方創生担当大臣の自見はなこ氏や仙台市市長の郡和子氏が含まれ、実証実験の成果や課題に関するディスカッションが行われました。特に、自見大臣は診療の際に「窓」を活用することで、対面診療に近い感覚を得られると強調しました。

「窓」の技術とその利点


MUSVIが開発した「窓」は、映像、音声、インタラクションの技術を結集した次世代のコミュニケーションツールです。このツールを使用することで、離れた場所にいる患者と医療プロフェッショナルが、あたかも同じ空間で対話しているかのようなリアルな体験を提供できます。この技術は、特に医師不足や高齢化が進む中での新しい医療提供の形を開くものとして期待されています。

地域医療における可視性と安心感


実証実験では、診療カーを使用したオンライン診療プランが提案され、患者との対話の重要性が再確認されました。この事例は、デジタル技術がどのように地域医療を支えられるかを示す良い例となっています。安藤健二郎氏が述べたように、「窓」を使った診療では、視覚的な情報が明確に伝わるため、患者の状態を的確に把握できます。

今後の展望


セーフィーとMUSVIはこの協業を通じて、地域医療だけでなく、他の様々な社会課題においても技術を駆使した革新的な解決策を提供していく意向です。今後の進展から目が離せません。

おわりに


地域医療の現場に新たな風を吹き込むこの取り組みは、オンライン診療の未来形を示すものです。セーフィーとMUSVIの協力によって、より多くの地域で質の高い医療サービスが提供されることを期待しています。


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会社情報

会社名
MUSVI株式会社
住所
東京都品川区北品川5-12-4リードシー御殿山ビル7階
電話番号
03-6774-7880

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