中国発、国際的なAI画像認識プラットフォームが日本市場に上陸
2021年5月、株式会社SUGEHARA & NA Associates(SUGENA)は、中国のコンピュータービジョン企業EXTREMEVISION社と戦略的なパートナーシップ契約を締結しました。これにより、EXTREMEVISION社の持つ1,000を超えるAI画像認識アルゴリズムが日本市場に導入されます。日本におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、多様なシーンでのAIの需要が高まっていることから、この新たな技術は注目を集めています。
EXTREMEVISION社とは?
EXTREMEVISION社は2015年に設立され、初期から米国の有力な投資ファンドであるQualcomm Venturesからの支援を受けています。すでにシリーズCの資金調達を完了しており、2,000社以上の顧客に向けて画像認識AIソリューションを提供してきました。彼らのAI開発者ネットワークは15万人を超え、300以上の大学とも提携。さらに、100以上の特許やソフトウェア著作権を有しており、中国のAI業界で最も注目される企業の一つです。
このたび、SUGENAはEXTREMEVISION社の日本で唯一の戦略的パートナーに認定され、同社の製品やサービスの提供を通じて、日本国内でのビジネス展開を推進します。
1,000超のAIアルゴリズムが実現する新たな可能性
EXTREMEVISION社のアルゴリズムは、30を超える業界に対応可能であり、特定のニーズに合わせた組み合わせが可能です。たとえば、農業分野での害虫特定に使われるAIアルゴリズムは、従来の方法よりも格段に効率的で、専門知識がなくとも簡単に利用できます。ここでは、さまざまなシーンでの活用例をいくつか紹介します。
- - 安全ヘルメットと顔認識:工事現場での安全確認。
- - ナンバープレート識別:駐車場管理やセキュリティに使用。
- - 人流の認識と密度分析:イベントや商業施設での安全管理。
さらに、顧客が特定のニーズに合った120のAI画像認識アルゴリズムをワンクリックで提供され、自社の開発環境に即座に適応可能です。
開発者向けの支援も充実
EXTREMEVISION社は、AIアルゴリズムの開発をより効率的に進めるためのプラットフォームも提供しています。このプラットフォームでは、ハードウェアからソフトウェアまで様々なツールが用意されており、開発時間を大幅に削減できます。これにより、企業は迅速かつ効果的に自社のニーズに合った技術を導入することが可能です。
セミナー開催のお知らせ
この革命的な技術を一般に紹介するため、2021年7月14日(水)と15日(木)にオンラインセミナーを開催します。デモを交えた分かりやすい解説を行いますので、AIを活用した生産性の向上を目指す方々には特にお勧めです。参加は無料ですが、事前の登録が必要です。
まとめ
中国の進んだAI技術が日本に進出することにより、企業はさらなる競争力を得ることが期待されます。SUGENAとEXTREMEVISION社の提携により、日本のデジタルトランスフォーメーションの加速が図られることでしょう。
写真やデモを通じて、先進的な技術を体験できるチャンスをお見逃しなく。詳細やセミナーの申し込みに関する情報は、SUGENAの公式ウェブサイトをご覧ください。
公式サイト:
SUGENA