メガネブランドZoffの新たなトランスフォーメーション
株式会社バニッシュ・スタンダードが、メガネブランド「Zoff」を展開する株式会社インターメスティックに向けて、画期的なサービス「STAFF START」とファンコマースプラットフォーム「FANBASSADOR」を提供し、これが大きな成果を上げていることが明らかになりました。この導入により、Zoffのスタッフの投稿数は、なんと導入1ヶ月で6倍に、そしてスタッフ投稿経由の売上も2倍に増加しました。
スタッフの“楽しさ”がカギ
Zoffは現在、EC売上の拡大を中核目標にし、EC化率を現在の7%から約30%へ引き上げる挑戦を行っています。この目標を達成するためには、店舗スタッフがECに対して積極的に関与する必要があります。そのためには「楽しく自走できる仕組み」が欠かせません。以前より、Zoffは店舗スタッフの個性を活かした発信を重視しており、スタッフ投稿を通じてECと店舗のコミュニケーションを強化してきました。
これまでの回収方法では、スタッフの成果が個人に伝わりづらく、結果として活動の意欲を失うことがあったため、新たにSTAFF STARTを導入してボトルネックを解消することにしました。スタッフはアプリを通じて、自身の売上やページビューを即時確認できる等、技術の敏感さとともに動機付けが強化されています。
ECとリアル店舗の融合
さらに、今後は店舗スタッフ個人のInstagramアカウントの活用も強化していく方針です。そうすることで、Zoffの知名度を高め、ECサイトからリアル店舗への流れを生む顧客体験が提供できると考えています。Zoffの担当者は、「店舗スタッフの接客力をECにも活用することで、Zoffブランドを通じた顧客体験が向上することを期待しています。」とコメントしています。
STAFF STARTで広がるチャンス
「STAFF START」は店舗スタッフによる自社ECサイトやSNSでのオンライン接客を実現するためのツールです。このシステムにより、EC売上の可視化が進み、スタッフ個人や店舗のパフォーマンスが評価されることで、報酬の増加やキャリアアップが促進され、従業員体験の向上にも寄与します。現在、STAFF STARTを活用しているブランドは3,000を超え、さまざまな業種に展開されています。
FANBASSADOR:ファンの力を活かす
一方、「FANBASSADOR」は企業が顧客やOB・OGとつながり、彼らの力を活かしてEC活動を行うことを可能にするプラットフォームです。このシステムにより、ブランドファンをECの共創に引き込むことができ、SNSを通したユーザー生成コンテンツ(UGC)の活用も進められています。これにより、企業はより多くのファンと接点を持ち、ECの成長を加速することを目指しています。
結論
Zoffが実施したこれらの新しい取り組みは、スタッフのモチベーションを高め、EC売上を加速させることで、従来のマーケティング手法を進化させています。熱心なファンとの連携やスタッフの楽しさを刺激することで、Zoffはさらなる成長を遂げることでしょう。今後も、その動向から目が離せません。