ゲームプレイヤーをつなぐE-Palの革新
E-Palは、PCやスマホゲームを楽しむ者同士を繋ぎ、新たな友人の出会いをもたらすプラットフォームです。2019年にリリースされたE-Palは、特にCOVID-19の影響で需要が急上昇し、今や全世界で420万人を超えるユーザーが利用しています。登録されたゲームフレンドは45万人以上にのぼり、共にゲームを楽しみたい相手を見つける手段として、世界的にその地位を確立しています。
E-Palのプラットフォームは、単なるゲームのマッチングにとどまらず、友人とのプレイを通じた成長や達成感をユーザーにもたらします。まさに、全てのゲームプレイヤーが成長できるコミュニティの実現を目指しているのです。
170社とのパートナーシップ
このプラットフォームは、大手ゲーム開発会社とも協力しています。たとえば、「LEAGUE OF LEGENDS」や「VALORANT」を手がけるRiot Games、「アサシンクリード」シリーズや「ゴーストリコン」シリーズを開発したUbisoft、さらには「ディアブロ」シリーズや「オーバーウォッチ」を開発したBlizzard Entertainmentなど、170社以上がE-Palと提携しています。
利用可能なゲームタイトルは200を超え、ユーザーは自分の好きなタイトルを選び、その中から協力プレイを行う仲間を見つけることができます。このように、E-Palは多様なゲーム体験を提供し、ユーザー同士のつながりを深めることに寄与しています。
成長するeスポーツ市場
昨今のゲーム市場は急成長を遂げていますが、とりわけeスポーツ市場は目を見張る成長を見せています。米国の市場調査会社によると、2022年の世界のeスポーツ市場は23億ドル(約3,450億円)に達し、2032年には167億ドル(約2.5兆円)まで成長する見込みです。このような成長を支える要因は、ゲームのプレイスタイルの変化にもあります。
もはや、ひとりで楽しむシングルプレイにとどまらず、複数のプレイヤーと協力し合うゲームが主流となっています。そこで、意思疎通を重視したプレイヤー同士のマッチングが求められるようになり、E-Palのようなプラットフォームの需要は今後も増えていくと考えられます。
Balanceプロトコルによる進化
そして、E-Palは2024年に登場予定のWeb3ソーシャル&ゲームプロトコル「Balance」を発表しました。このプロトコルは、ブロックチェーン技術とAIを駆使して、ユーザーに新しい体験を提供します。
Balanceは、ゲームの報酬分配の透明性を高め、ゲームフレンドとの繋がりを深めるためのコミュニティトークンを発行します。このシステムにより、クリエイターとファンが持続可能な関係を築くことが可能となり、互いに成長し合える場が提供されます。
さらに、ノードの販売によって、プラットフォームのインフラを支える運営者には収益がもたらされる仕組みも登場します。参加者は、これにより安定した収入を得られる可能性が秘めており、DeFiなどの金融アプリケーションも追加される予定です。
Nonagon Capitalからの支援
E-Palの成功を支えるのは、Nonagon Capitalからの出資です。サンフランシスコに拠点を持ち、ブロックチェーンプロジェクトに手厚い支援を行うこのベンチャーファンドは、今後もE-Palを通じて新しい市場を開拓することに意欲を示しています。これにより、国内外のゲームプレイヤーが共に楽しめる環境が整いつつあります。
これからのE-PalとBalanceに期待が寄せられる中で、次世代のゲーム体験がどのように変わるのか、目が離せません。