スポーツ界の安全を守る新たな研修とは
一般社団法人S.C.P. Japanは、今年の夏から「スポーツにおけるセーフガーディング応用研修」を開始することを発表しました。この研修は、スポーツ現場での人権保護を目的としています。設立以来、S.C.P. Japanはセーフガーディングに取り組み、人権を守るための活動を行ってきました。今回は、この新しい研修の詳細や背景について解説します。
セーフガーディングとは?
セーフガーディングとは、個人の権利や安全を確保するための取り組みを指します。特にスポーツにおいては、選手や関係者が安心して活動できる環境を整えることが重要とされています。S.C.P. Japanは、この理念のもと、様々な啓発活動や研修を展開しています。
研修内容の概要
新しい研修は全3回にわたり、各回で異なるテーマが扱われます。具体的な施策やリスク分析、セーフガーディングポリシーの策定方法などが学べます。特に、「もしも」の事態に備えるための対応策を講じることで、組織としての対応力を高めることが目指されています。
- - セッション①:実践的な施策を学ぶ
- - セッション②:組織の体制整備を考える
- - セッション③:相談および報告に関する実践
実施日時と場所
本研修は、以下の日程でオンライン(Zoom)にて開催されます。
- - セッション①:8月19日(月)19:00~21:00
- - セッション②:8月26日(月)19:00~21:00
- - セッション③:9月2日(月)19:00~21:00
参加者は、事前に申し込みが必要となり、各セッションごとに定員25名という制限があります。早めのご登録をおすすめします。
講師の紹介
今回の講師は、元女子サッカー選手の井上由惟子氏です。彼女は日本サッカー協会や日本障がい者サッカー連盟での経験を持ち、筑波大学大学院でスポーツ国際開発学を学びました。現在はS.C.P. Japanの設立に関与し、スポーツにおけるセーフガーディングの普及活動を行っています。
参加対象
本研修は、スポーツ組織や団体に所属し、セーフガーディングに取り組みたい方が対象です。基礎研修を受講した方に限り参加可能ですが、未受講の方は事前にアーカイブ動画を視聴する必要があります。また、団体からの参加が推奨されており、複数人での申し込みが奨励されています。
申し込みと参加費
- - 参加費:全3回で5,500円(税込)
- - 申し込み締切:2024年8月15日(木)18:00まで
申し込み方法は、指定されたURLから行うことができます。もちろん、団体割引や学生割引も用意されているため、組織内での参加がしやすくなっています。
まとめ
スポーツの安全と人権を守るため、S.C.P. Japanが提供する新たなセーフガーディング応用研修は、参加者に対して多くの知識と実践の場を提供します。スポーツ界での人権を保障するために、この機会をぜひ利用してください。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。