「弓指 貴弘」チャリティー個展「give back」開催のお知らせ
2024年10月4日(金)から14日(祝月)まで、Spatium Ginza Ponyで現代アーティストの「弓指 貴弘」による個展「give back」が開催されます。この展覧会は、令和6年に発生した能登半島地震を受け、被災地支援を目的としたチャリティー企画です。主催は現代アートのグループ展・企画展を展開する株式会社LWArtと、新しい出版社である株式会社游藝舎が共同で行います。
今回の個展では、弓指貴弘のこれまでの作品を振り返ると共に、被災地への感謝の気持ちと恩返しを込めた特別な展示です。会場には2018年以降に制作された作品が32点展示され、初期から最新のアートまでが一同に会する機会となります。また、築地という多面的な文化エリアにおいて、観覧者がアート作品をゆっくり楽しめるようカフェ併設のギャラリースペースが用意されています。
【イベントの背景と意義】
弓指は、自身のアート活動が被災地に貢献できると考え、展示の売上の一部を2024年能登半島地震や石川県を襲った豪雨災害の復興支援に寄付することを決定しました。彼は「昨年展示させていただいたギャラリーが被災され、知り合いの作家のアトリエも半壊する等の状況を耳にし、少しでも支援につながればと思った」とコメントしています。この個展は支援の形を通じてアートが持つ力を再認識する機会でもあります。
【アーティストの紹介】
弓指 貴弘は1993年に福岡県で生まれ、2018年には九州産業大学の芸術研究科を修了しました。その後、東京に活動の場を移し、独自の視点で社会と人間関係の在り方を探索した作品を発表しています。彼のアートは、私たちが日常生活の中で役割を演じることに対する問いかけを通じて、自己探求と社会的責任を考える機会を提供してくれます。
【展示内容と詳細】
「give back」では以下のような作品が展示されます:
- - 『one person series/37』(2023)
- - 『one person series/29』(2023)
- - 『heart/gradation violet (black&gray ver.)』(2023)
- - 『one person series/21』(2022)
また、会場内のギャラリーは24時間オープンしており、訪れる人々は現金、PayPay、クレジットカード、そして口座振込を通じて作品を購入することが可能です。オンライン購入も受け付けており、公式SNSで最新情報が発信されます。
【開催概要】
- - 会期:2024年10月4日(金)~10月14日(祝月)(初日17時からレセプション開催)
- - 会場:Spatium Ginza Pony ギャラリースペース(東京都中央区築地)
- - アクセス:築地駅から徒歩約3分、各種路線からのアクセス良好。
この機会に足を運び、アートの力を感じながら、被災地への支援にも貢献してみてはいかがでしょうか。弓指貴弘のアートを通して、社会のためのメッセージを取り入れ、自身の感性を育てていける貴重な体験が待っています。