大阪府が脱炭素を推進する新キャンペーン「どこやさがそや脱炭素」が始動

2025年10月15日より、大阪府による新たな脱炭素キャンペーン「どこやさがそや脱炭素」が始まります。このキャンペーンには、生活者が参加しやすい形での盛り込みが予定されており、特に新しい「デカボスコア」システム導入が目玉となっています。

Earth hacks株式会社が提供する「デカボスコア」は、製品やサービスにおけるCO2の排出削減率を数値化する指標で、環境意識の高い消費者にとって非常に便利なものです。この数値があれば、どの程度の環境負担軽減が図られているかを一目で理解できるため、購買選択時の重要な判断材料になります。

このプロジェクトは、大阪府が進める「おおさかカーボンフットプリントプロジェクト」の一環で、府民に対する脱炭素の意識改革を目指しています。府内での環境に配慮した製品やサービスにはCFP（カーボンフットプリント）を表示し、消費者がその情報を身近に感じ取れるようにしたいという意図があります。

「どこやさがそや脱炭素」キャンペーンでは、キッチンカーやシェアサイクル、衣類のリユース・リサイクルを手がける企業と連携し、これらの製品にCFP表示を導入。府民が様々な商品でCFPを確認できる機会を提供します。このような情報が増えることで、消費者はより環境に優しい選択ができるようになるのです。

また、公式ホームページには、各商品の位置情報や情報がマップ形式で示されるため、実際にどこで商品を購入すべきかが分かりやすくなっています。これは、商品選びにおいて脱炭素を意識する手助けとなることでしょう。

さらに、本プロジェクトが開始されるにあたって、SNSを活用したプレゼントキャンペーンが行われる予定です。X（Twitter）やInstagramで公式アカウントをフォローし、指定されたハッシュタグを用いて投稿することで、抽選で豪華賞品が当たるチャンスがあります。これは参加促進にもつながるでしょう。

代表取締役社長の関根澄人氏は、脱炭素社会の実現に向けて、多くの企業や個人と連携し、様々な取り組みを進めています。彼は、企業と学生が共創するプログラム「デカボチャレンジ」や、地方自治体に向けた「Earth hacks for Local」といった新たな施策も展開しています。

環境、経済、社会のバランスを考えた新時代のビジネスモデルを推進するEarth hacksは、私たち生活者が日常生活の中で無理なく環境貢献できる環境を整え、未来に対して持続可能な選択肢を提供していくことでしょう。

このように、「どこやさがそや脱炭素」キャンペーンは、ただの取り組みではなく、生活者の意識を変える大きなチャンスです。脱炭素の商品やサービスを通じて、私たちができることを再認識し、日常生活にどのように取り入れていくことができるのかを見直す契機として、このキャンペーンを活用してみてはいかがでしょうか。