防災士・時東ぁみと学ぶ南海トラフ地震の備え！愛媛県の新プロジェクト

愛媛県の新たな防災プロジェクト

愛媛県松山市にあるまじめなえひめ研究所が、著名人を起用した防災プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、防災士の資格を持つタレント・時東ぁみさんが出演し、YouTubeチャンネルにて防災に関する情報を発信していきます。月間参考として、愛媛県に住む大学生から寄せられた地震に対する不安に焦点を当てた動画が、9月12日に公開されます。

防災についての悩みを解消

公開される新作映像では、「南海トラフ巨大地震」をテーマに、防災士の時東さんが実際に県内の防災センターを訪問し、防災の基礎情報を解説。特に内容としては、防災の初心者が知っておくべき情報を中心に、愛媛県における地震への備えを考えます。大学生の「地震に対する備えが十分できているか心配」といった悩みに対して、具体的な対策や知識を提供します。この動画はYouTubeの「まじめなえひめ研究所チャンネル」にて閲覧が可能です。

今後の動画公開予定

今回の動画公開後も、次々と新たな防災に関する動画が予定されています。第2弾は9月19日に、第3弾は9月26日、第4弾は10月3日に公開される予定です。このシリーズは「愛媛県のお悩み解決」というテーマのもと、地元の青年たちが直面するさまざまな問題に対する答えを提示していきます。特に、南海トラフ地震については非常に高い確率で発生が予測されており、そのための備えは急務です。

防災情報の意義

特に目を引くのは、時東ぁみさんが防災用品の備えに関して「ローリングストック」という概念を紹介する点です。この言葉は、食品の保管についての方法で、一定の期間ごとに消費しながら新しいものを補充していくやり方です。これにより、常に新鮮で、万が一の時にも安心できる食料が確保できる点が強調されます。

新居浜市防災センターの利用

また、2020年4月にオープンした新居浜市防災センターでは、実際の地震の揺れや火災時に必要な煙避難を体験することができます。時東さんと共に防災体験や非常食の試食も行い、防災への理解を深めています。市民が気軽に利用できる防災体験と学びの場として設けられたこの施設は、市民の防災意識を高める重要な役割を果たしています。

まとめ

愛媛県の「まじめえひめ研究所」によるこの取り組みは、地域の若者たちが自らの生活と未来を守るための防災知識を習得し、広める貴重な機会です。これを契機に、さらに多くの人々が防災の重要性を認識し、自身の備えを見直していくことが期待されます。将来的には、この活動が県全体の防災意識向上につながることを願っています。