観光業界向け受発注管理システム「Rakuder」の新たな一歩
観光業界に特化した受発注管理システム「Rakuder(ラクダー)」が、法人向けEコマースプラットフォーム「Amazonビジネス」との連携を開始したことを発表しました。これは、テクノロジーパートナーとして日本初のAmazonビジネスパートナーネットワークプログラムへの参加に伴うもので、観光業界のさらなる発展が期待されています。
業務効率化の実現
「Rakuder」は、観光業界における多様な物品を取り扱う法人や個人事業主のニーズに応える受発注管理ツールです。Amazonビジネスとの連携により、膨大な商品ラインナップから必要な物品を効率的に購入でき、請求書の取得と処理を「Rakuder」で一元管理することが可能になります。これまで個別に処理していた請求書データをまとめて管理することで、業務の効率性が大いに向上します。
最近の訪日外国人旅行者の増加に伴い、観光業界では新たな物品調達のニーズが高まっています。各部門での調達が増加し、経理処理が煩雑になるという課題も生じていました。「Rakuder」とAmazonビジネスの連携により、データの一元化と業務プロセスの改善が実現します。スタッフは、共通データを参照しやすくなり、作業時間を短縮できるため、業務の生産性も向上することでしょう。
適切な購買管理の実現
新たに導入された連携機能では、Amazonビジネスでの購入時に多段階承認設定が可能になります。これにより、施設内における適切な購買管理と役割分担が強化されるのです。関係者が情報をリアルタイムで確認できる環境を構築し、透明性のある経理業務を促進します。
Amazonビジネスパートナーネットワークプログラムへの参加
今回のシステム連携は、「Rakuder」を利用する観光施設にとっても大きなメリットがあります。Amazonビジネスパートナーネットワークプログラムに参加したことで、観光施設様に対して、Amazonを通じた購買ソリューションを提供することが可能になりました。これにより、企業の購買業務の利便性をさらに高める仕組みを構築し、お客様のニーズに寄り添ったサービス向上を目指して参ります。
「Rakuder」とは
「Rakuder」は、観光業界向けの受発注管理システムで、2024年にリリース予定です。「発注と納品の可視化」「帳票類の一元管理」「外部ECサイトとの連携」「ダッシュボード機能」といった機能を備えています。ユーザーから高い評価を得ている使いやすいUIにより、導入もスムーズに行えます。
変な商社株式会社のビジョン
変な商社株式会社は、2017年に設立された企業であり、観光業界における新しい体験やサービスの提供を目指しています。宿泊施設の新たな価値を創出し、来訪者が再びその施設を利用したくなる理由を考えながら提案を行なっています。また、2024年には「Rakuder」が正式にリリースされ、観光DX商社としての役割をますます強化していく予定です。
大規模イベントへの出展
さらに、2024年9月18日から20日にかけて、「第16回ホテル・レストランショー&FOODEX JAPAN in 関西 2024」に出展する計画があり、ブースでは「Rakuder」の具体的な利用イメージを紹介する予定です。興味のある方はぜひお立ち寄りください。
このように、「Rakuder」とAmazonビジネスの連携は、観光業界における業務の効率化や透明性を促進し、今後の成長を支える重要なステップとなることが期待されます。