世界のフットゴルフ選手が集結！美唄市でメジャー大会開催

世界のフットゴルフ選手が集結！

2025年8月5日から8日まで、北海道美唄市で「FIFG WORLD TOUR Japan FootGolf International Open 2025」が開催されました。この大会は国際フットゴルフ連盟（FIFG）が主催するメジャー大会で、フットゴルフのワールドツアーランキングに大きく寄与するポイントが与えられる重要な一戦です。

競技概要

この大会には、11か国から集まった98名の選手が参加し、男子・女子・シニア・シニア+の4カテゴリーに分かれて54ホールで戦いました。美唄市にある「ゴルフ5カントリー美唄コース」の自然の中で、選手たちは高い技術と戦略を駆使し、熱戦を繰り広げました。

男子部門の熱戦

男子カテゴリーでは、世界ランク2位のベン・クラーク選手（イングランド）が輝きを放ちました。彼は大会前のランキング通り、14アンダーで見事に優勝。成績は安定しており、2位の高田流我選手に4打差の圧勝でした。クラーク選手は、過去2度の日本開催での優勝に続く本大会の優勝で、メジャー大会通算10勝の大記録を達成しました。

女子部門の活躍

女子カテゴリーでは、三浦尚子選手が優勝しました。初日に森末菜々選手と共に首位タイでスタートした三浦選手は、2日目に女子選手として唯一アンダーパーを記録し、最終的には2位に7打差をつける圧倒的な強さを見せました。この勝利は2024年にメキシコで開催されるメジャー大会への期待を高めるもので、彼女の目標である女子ワールドランキング1位に向けて大きな一歩となりました。

シニア部門の競技

シニアカテゴリーでは、ジョージ・ポデュシル選手（ハンガリー）が3度目の優勝を飾りました。彼は、安定したプレーで最終日にプレーオフ進出し、下田雅之選手との接戦を制しました。

シニア+カテゴリーでは、前田治選手（元サッカー日本代表）がメジャー初優勝を果たしました。彼は注目の選手で、圧倒的なスコア差で優勝を決めました。

大会の感謝と今後の展望

大会を支えてくれたサッポロビール株式会社をはじめ、多くの関係者に感謝の意を表します。日本フットゴルフ協会は、これからもフットゴルフの普及と発展に努め、もっと多くの人々にこのスポーツの楽しさを伝えていくつもりです。

フットゴルフとは？

フットゴルフは、サッカーとゴルフの要素を融合させた新しいスポーツです。サッカーボールを使用し、ゴルフコース上でラウンドを行います。2009年にオランダで始まり、瞬く間に世界中に広まり、現在40カ国以上で楽しまれています。日本でも、2014年に一般社団法人日本フットゴルフ協会が設立され、様々な大会が開催されています。

今後の大会スケジュールや参加方法については、公式ウェブサイトをご覧ください。