GBP、3300Vおよび6600V高圧アルミケーブルの正式販売開始
再生可能エネルギーやEV自動車部品、AIおよびIoTに関わる最先端技術を持つGBP株式会社は、2024年11月より3300Vおよび6600Vの高圧アルミケーブルを売り出すことを発表しました。これにより、現在の電力市場での需要に応じた新たな製品ラインナップを強化し、特に高圧アルミケーブルにおける盗難対策としての重要性も深く考慮されています。
高圧ケーブルと太陽光発電所の現状
最近、全国において太陽光発電所に設置された銅線の盗難被害が急増しています。特に、高圧太陽光発電所はアクセスが難しい山間部に設置されることが多く、そのために人目に付きにくく、犯行が容易になることが問題視されています。一般的には低圧の銅線が狙われる傾向が強いですが、1500Vの直流ケーブルも同様に盗難被害に遭っています。
電気設備技術基準とその課題
日本の電気設備技術基準(電技)によれば、高圧ケーブルの使用には厳格なルールが存在します。特に、遮蔽層のない高圧ケーブルが許可される一方で、「導体は軟銅線または同等以上の強度を持つものでなければならない」という条件があり、アルミ導体はこの要件に該当しません。そのため、既存の1500V PVアルミケーブルは電技違反とみなされてしまいます。
新しい3300VアルミCVケーブルの提案
GBP株式会社は、1500V PVアルミケーブルの代替品である3300VアルミCVケーブルを強く推奨しています。今年10月、この新しいケーブルを北関東に位置する太陽光発電所に15,000m試験販売しました。この製品は電技違反になることがなく、導入することで盗難対策につながる可能性があります。実際、PVの幹線ケーブルは頻繁に狙われるため、この解決策は多くの事業者から求められています。
GBPの高圧アルミケーブルの強み
GBPの高圧アルミケーブルは、JCS基準に沿って製造されており、品質の高さが保証されています。3300V AL-CVや6600V AL-CVなど、多様なラインナップから選択可能で、シースの色はお好みに応じて黒または青から選べます。盗難対策が必要な事業者にとって、この新しいケーブルは強力な選択肢となるでしょう。
お問い合わせ情報
導入和使用についての不安がある事業者様は、GBP株式会社の熟練した技術チームが相談に応じています。興味がある方は、
GBAHP株式会社の公式サイトのお問い合わせフォームからご連絡ください。
この新しい高圧アルミケーブルが、多くの再生可能エネルギー事業者にとって、盗難対策の一助となることを期待しています。