文化服装学院の学生が手がけるネットショップ「RE・TENT」
文化服装学院の学生がファッションの魅力を発信するセレクトショップ「RE・TENT」が、BASE株式会社のサポートのもとでネットショップをオープンします。このネットショップは、10月21日から11月11日までの期間限定で、8つのブランドが参加して商品を販売します。
この取り組みは、文化服装学院のファッション流通科に所属する学生によって運営されており、毎年の文化祭を盛り上げる重要なプロジェクトです。学生たちは、セレクトショップの企画・運営を実践的に学びながら、ブランディング、PR、販売など全てのプロセスを自ら手がけています。昨年度は6,100万円の売上を記録するなど、力強い実績を残しています。
セレクトショップ「RE・TENT」の魅力
「RE・TENT」では、学生が手がける多様なブランドが集まり、ファッションに対する新しいアプローチを提案します。今年も新たに8つのブランドが参加し、それぞれ独自のコンセプトやデザインを展開します。
参加ブランドの紹介
1.
shh attic(シーアティック) ー 幼少期に感じた幸せを大切にしたブランドで、刺繍入りジップパーカーやオリジナルバッグなどが並びます。
2.
prismine(プリズミン) ー ジェンダーレスで自由なスタイルを提案し、ロゴ入りフーディーやソックスなどを販売。
3.
albertinesyndrome.exe(アルベルティーネシンドロームドットエグゼ) ー 思春期の感情をファッションに落とし込み、プリントTシャツや刺繍Gジャンなどを展開します。
4.
coquu(コキュウ) ー 日常に彩りを加えるファッションを提供し、ニットパーカーやアクセサリーがラインアップ。
5.
kunugi(クヌギ) ー 自然素材を取り入れたデザインが特徴のブランドで、ナチュラルなアイテムを展示します。
6.
Ventura(ベンチュラ) ー 海外のガールファッションをテーマにしたブランドで、カラフルなアイテムが揃います。
7.
wave haze(ウェイブヘイズ) ー 感情の揺れをビジュアルで表現し、個性的なデザインのアパレルやアクセサリーを販売。
8.
Stim X(スティムエックス) ー 好奇心を刺激する商品を提供し、ワクワク感を大切にしたデザインを展開します。
オンラインとオフライン、二つの販売方法
「RE・TENT」では、オンライン販売だけでなく、店舗販売も計画しています。文化祭期間中の店舗販売は、11月2日から4日まで行われ、来場者は学生たちが手がけた魅力的な商品を直接手に取ることができます。オンラインでは、昨年に続き、多様なトキメキを詰め込んだアイテムが揃っており、時間や場所にとらわれず楽しむことができます。
BASEの支援内容
BASEは、学生たちがオンラインショップを運営するためのノウハウを授ける授業プログラムを提供しており、実践的な運営の支援を行っています。学生たちはこの経験を通じて、自ら考え行動する力を養い、未来のファッションビジネスにおけるリーダーとしての資質を磨いています。
文化服装学院の佐藤氏は「学生たちは主体的に取り組むことでショップ全体のクオリティを向上させてきました。撮影スキルや表現力も向上し、真の「お客様に伝わる表現」ができるようになっています」とコメントしています。
未来のクリエイターを支援
「BASE」は、今後も文化服装学院との連携を深め、学生たちの創造力を活かせる環境を整備していく計画です。クリエイターの活動を支え、多様な表現を可能にするプラットフォームを目指しています。これからの文化服装学院の学生たちの活躍にも注目です。